アンカ・カル
主にシベリア北東端のチュクチ半島(チュコト半島)に住んでいる民族であるチュクチ族(チュクチ人)に伝わる「エティン」の一種(エティンとは、様々なものの「主」。チュクチの世界観では、森や川や湖や動物(の種そのもの)や樹木には、全てエティンと呼ばれるものがついているという)。アンカ・カルは、海の精霊である。このアンカ・カルの胴体は魚で、とても大きく、毛の逆立った頭と人間の腕を持つ。ちょうど人魚の様なものである。
出典:
幻想動物の事典
作者ひとこと:
アンカ・カルのデザインは、手に銛を持った、大きな頭の人魚の様な姿に描きました。
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