とうかっ火(トウカッピ)
「狐火(キツネビ)」のこと。提灯がいくつも並んでいるような光が列をつくりながら、点滅したりしたという。埼玉県など各地で呼ばれているもので、「狐のとうかっ火」とも呼ばれる。(【埼玉県史民俗調査報告書(山村地帯民俗調査)」、【新曽・上戸田の民俗】) 埼玉県皆野町などでは、この行列が見えてしまったときは、履物を脱いで裏返しにしてその上に座り、煙草を吸えば消えるといわれていた。(【埼玉県史民俗調査報告書(山村地帯民俗調査)】)
出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)
作者ひとこと:
とうかっ火のデザインは、狐の様な顔がある火の玉が沢山いる姿に描きました。
0 件のコメント:
コメントを投稿