アトバラナ
ニューギニアに伝わる妖怪、または悪しき精霊の一種。このアトバラナは、人間をマラリアにする妖怪である。アトバラナは、昼はジャングルの奥深くに隠れているが、夜になると活動し始めるという。ニューギニアでは、アトバラナが家に入ってくるのを避けるため、部屋の中で火を燃やして煙を充満させ、入り口の戸を閉めておく。さもないと、夜になるとアトバラナがジャングルからやって来て、入り口の戸の隙間から屋内に侵入して人間を襲い、襲った人間をマラリアにしてしまうからである。アトバラナには雄と雌がおり、夕方(または夜)になると雌の方は「ボーボー」という鳴き声を出す。雄の鳴き声はまた異なるらしい。
出典:
幻想動物の事典
ピクシブ百科事典
作者ひとこと:
アトバラナのデザインは、獣の様な姿の妖怪に描きました。
0 件のコメント:
コメントを投稿