辻神(ツジガミ)
日本に伝わる、道が交差した場所「辻」にいる魔物、妖怪の総称。主に中国地方や九州地方に伝わる。古より辻は、現世と来世との境界線になっているという説があり、そのような場所に棲み着きやすい魔物が辻神である。名前には「神」と付いているが、いわゆる人々から信仰される神ではなく、災いをもたらす悪神というべき存在である。南九州から南島にかけての地域では、異界から現れる辻神を防ぐ為、辻、特に丁字路に「石敢當(イシガンドウ、イシガントウ、セッカントウ。石勘当とも)」という魔除けの石を路傍に置く風習がある。鹿児島県屋久島宮ノ浦では、丁字路において1本の道が他の道に交わる突き当たりの正面に家を建てると、辻神がその家の中に入り込み、そうした家では病人が絶えず不幸が続く為、突き当たりの正面に石敢當として長方形の石を配置するという。
出典:
Wikipedia
作者ひとこと:
辻神のデザインは、頭に御幣を付けた霊の様な姿に描きました。人間の目には見えない悪霊の様なものをイメージしています。
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