リプス
ギリシア神話に登場する神。リプスは「アネモイ」と呼ばれる風の神達の内の一柱であり、このリプスは下位のアネモイである。ヘーシオドスやホメーロスが記述している内容によると、元来、この下位のアネモイ達は、怪物「テュポン」によって生み出された邪悪で粗暴な精霊「アネモイ・テュエライ(「嵐」という意味)」であり、雄のハルピュイアである「テュエライ」であった。リプスは南西の風の神で、しばしば船の艫を支えた姿で描写される。またこの、南西の風の神であるリプスは、雲を運び青天を齎す神であるとも言われる。また、ピレウス港に向かって南西風が真直ぐに吹き込む事から、船の船尾を掴む有翼の男神の姿で描かれる事もある。
出典:
Wikipedia(「アネモイ」のページ)
幻想世界事典
作者ひとこと:
リプスのデザインは、獣の頭と、鳥の翼を持った風の神の姿に描きました。
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