かわらんべ(カワランベ)
静岡県磐田郡水窪町西浦(現・浜松市天竜区水窪町)に伝わる。ある家に住む娘が美しいと評判になっていたが、それを聞き付けた「かわらんべ」が色男に化けて毎晩その家に通ってきた。かわらんべはいつもその家で稗団子を食っていったが、ある日、稗団子によく似た「ひえご石(碁石のことか)」を焼いて食べさせたところ、正体を現して死んでしまった。それ以来、その家では代々障害を持つ子が生まれたという。針間野のある女は夜釣りが大好きで、毎晩大川に出かけていた。するとかわらんべが男に化けて現れ、女といい仲になってしまった。やがてその女には子供ができて、盥が一杯になるほどかわらんべの子供を産んだ。その時、川原から家まで火がひとひっぱりだった(火が続いていた)のだという。
出典:
日本怪異妖怪事典 中部(笠間書院)
作者ひとこと:
かわらんべのデザインは、頭に皿の様なものを載せ、体には、蓑と腰蓑を付けた、河童の様な姿に描きました。

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