ワン・ハンデッド<ベス・ティン・ニウェイ>
マレーシアに伝わる妖怪の一種。このワン・ハンデッドは、マレー半島の低い丘に棲んでいる妖怪である。ワン・ハンデッドは、胸から腕が1本だけ伸びている姿をしている。このワン・ハンデッドは、人間から色々な事を学びたがっている。その為、ワン・ハンデッドは人間と出会うと、笑って、その人間に付いて来る。もしワン・ハンデッドに捕まってしまうと、その人間の姿は他の人間達からは見えなくなってしまい、ワン・ハンデッドと、ワン・ハンデッドに捕まった本人の二人だけが、お互いの姿を見る事が出来る、という状況なってしまう。ワン・ハンデッドはこうして、人間との対話を行うのである。ワン・ハンデッドに捕まってしまった時は、ワン・ハンデッドが満足する様な話をしたり、教えてあげたりすれば、ワン・ハンデッドはその人をすぐに解放してくれる。しかし、ワン・ハンデッドが満足しないと、満足するまでなかなか帰してもらえない。下手をすると一生ワン・ハンデッドに捕らわれたままになってしまう事もある。一説にはワン・ハンデッドは女性をひきつける方法を知ろうとして、それを人間から学びたくて、人間を攫うのだとも言われている。
出典:
アリアドネの意図
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)
妖怪世界遺産
作者ひとこと:
ワン・ハンデッドのデザインは、胸から腕を1本だけ生やしている姿の妖怪に描きました。
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