浮遊(フユウ)
中国神話に登場する悪神「共工(キョウコウ)」の部下。浮遊は凶神で、人間の心が透けて見えた。この能力を使って、人間達を蠱惑した。共工に従い、帝「顓頊(センギョク)」、火の神「祝融(シュクユウ)」、女神「女媧(ジョカ)」と戦った。しかし共工は顓頊と戦った時、敗北し浮遊は、この時に淮水(ワイスイ)で自害した。しかし浮遊は赤い熊の姿の怨霊となり、人間に害を成した。この熊が人間の王朝の宮殿内に現れたら、その王政は乱れて崩れ、宮殿の門に現れたら、臣下が反乱を起こす。しかし屏風の前に現れたら、大事は起こらない。
出典:
プロメテウス
作者ひとこと:
浮遊のデザインは、熊の姿の怨霊になったので、熊の頭と上司の共工が竜身の姿なので、部下の浮遊も竜身の姿に描きました。
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