三苗人(サンビョウジン)<三毛(サンモウ)、苗民(ビョウミン)>
中国に伝わる伝説の人種。古代中国では、南方に位置する国「三苗国」に棲んでいる。姿は人間に似て、脇の下に翼が生えている。常に誰かとくっつきながら歩く。肉をよく食べる。彼らの祖先は「論戚誼(ロンセキギ)」と言い「丹朱(タンシュ)」と共に、帝「堯(ギョウ)」に対して反乱を起こしたが、敗北し南方に落ち延びて、建てたのが三苗国である(一説では四凶の混沌、窮奇、饕餮の末裔とも言われる)。また魔人「蚩尤(シユウ)」に従い、帝「黄帝(コウテイ)」と戦争を繰り広げた事もあった。このように三苗人は度々、古代中国王朝に反乱を起こした。黄帝、堯との闘いの後も、帝「舜(シュン)」「禹(ウ)」の時代にも、三苗人は服従していなかった。
出典:
Wikipedia
作者ひとこと:
三苗人のデザインは伝承通りに、脇の下から腕にかけて翼が生えている怪人の姿を描きました。刀を背負い、これから戦争を始めようとしているイメージです。
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