鵬(ホウ)<大鵬、大鳳>
中国に伝わる伝説の鳥。北の果てにある海に棲む、体長数千里にも及ぶ魚「鯤(コン)」が変化して姿を変えた鳥が鵬で、この鳥も背が数千里にも及ぶ巨大な鳥で、鵬は天を覆う雲の様な翼を広げ、荒れ狂う嵐に乗って南の果ての海に向かう。その時には、九万里上空まで飛び上がる。鵬の羽根は10戸以上の家の上を覆い尽くす程で、この巨大な羽や糞が家々を押し潰して壊し、時には人命を奪う事すらある。また、鵬が上空を通過する為に日食が起こる。「西遊記(サイユウキ)」には雲程万里鵬という魔王として登場し、一飛びで九万里を飛ぶ。「封神演義(ホウシンエンギ)」には羽翼仙という仙人として登場した。鵬は熱帯のモンスーンを神格化したものと言われている。
出典:
プロメテウス
Wikipedia
作者ひとこと:
鵬のデザインは伝承通りに、巨大な鳥をイメージして描きました。
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