巴蛇(ハダ)<黒蛇(コクダ)、黒蟒(コクボウ)>
中国に伝わる蛇の怪物。青い首の黒い蛇で、大きな象を飲み込み、三年かけて象を消化した。巴蛇が消化し終えた後に吐き出す骨は「心腹之疾(シンプクノシツ)」の薬になる。また、蚊の小さいものは、巴蛇の鱗の中に巣をつくる。また、英雄「羿(ゲイ)」に退治された「修蛇(シュウダ)」と同一視される。
付注:
心腹之疾……治療が困難な難病のこと。具体的にどのような症状に薬効があると考えられていたのかは不詳。
出典:
プロメテウス
Wikipedia
作者ひとこと:
巴蛇のデザインは、巨大な蛇の姿で描きました。体から今まで食べてきた象の牙が、浮き出て来ているイメージです。
0 件のコメント:
コメントを投稿