大戸惑子神(オオトマトイコノカミ、オホトマトヒコノカミ)
日本神話に登場する神の内の一柱。大戸惑子神は、山を司る神「大山津見神(オオヤマツミノカミ)」と野と草を司る女神「鹿屋野比売神(カヤノヒメノカミ)」の間に生まれた神である。この大戸惑子神は、山の傾斜面にいる神であるとされる。また、この大戸惑子神は「山野に迷う事」の神であるとされる事もある。この大戸惑子神は「古事記(こじき)」でのみ登場し、「日本書紀(にほんしょき)」では言及されない神である。
出典:
東洋神名事典(新紀元社)
図解日本神話(新紀元社)
神魔精妖名辞典
作者ひとこと:
大戸惑子神のデザインは、山の傾斜面などにいて、人間の目には見えないが、近づいた人間を山に迷わせる、影の様な神、精霊のイメージで描きました。
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