土公神(ドコウシン、ドクシン、ドクジン)
古代中国で生まれた自然哲学思想と陰陽五行説を起源として、日本で独自の発展を遂げた「陰陽道」における神の一柱。土公神は土を司る神であるとされ、季節によって遊行するとされる土公神は、春は竈に(古い時代、竈は土間に置かれ、土や石で出来ていた)、夏は門に、秋は井戸に、冬は庭にいるとされ、土公神がいる場所(春は竈、夏は門、秋は井戸、冬は庭)の土を動かす工事を行うと、土公神の怒りを買い、土公神の祟りがあるとされた。また、土公神は竈の神でもあるとされ、竈に土公神を祀り、土公神に朝晩必ず灯明を捧げる事、とされた。土公神は不浄を嫌う神であるとされ、土公神を祀っている竈に刃物を向けてはならないとされた。土公神は仏教における「堅牢地神(ケンロウチシン)」(「地天」の事)と同体であるともされている。また、神仏習合において、土公神の本地仏(神の正体とされる仏)は普賢菩薩であるとされる。
出典:
Wikipedia
コトバンク
作者ひとこと:
土公神のデザインは、白目の恐ろしい鬼神の様な顔の神の姿に描きました。
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