アル=ウッザ
イスラム教以前のアラビアの女神。「エロッザ(エル=オッザ)」とも呼ばれる。またアラビア北部では「ハン=ウッザイ」と呼ぶ。アラビア中央部のベドウィンの諸部族の間では最高神「アラー」の末娘と考えられていた。黒い石が御神体として崇拝され、その表面には「アフロディテの押し跡」と称される印や凹みがあった。アル=ウッザは木の中に住んでいると言われており、空の明星が彼女だと言われる事もあった。アル=ウッザへの崇拝には生贄が必要であり、人間の生贄も捧げられていた事が明らかになっている。アル=ウッザの崇拝は女性の神官によって行われた。
出典:
神魔精妖名辞典
作者ひとこと:
アル=ウッザのデザインは、体から無数の角を生やした女神の姿に描きました。
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