陰火(インカ)
日本に伝わる妖怪で、怪火の一種である。陰火は、亡霊や妖怪が出現する時に、共に現れる鬼火の一種であり、夜間、寂しい場所で青白く光っている事もある。「和漢三才図会(ワカンサンサイズエ)」によれば、普通の火(陽火)は草木に触れると、これを焼き、湿気によって火の勢いは弱まり、水を掛けると火は消えるが、陰火は逆で、草木に触れても草木を焼かず、湿気によって火の勢いは強まり、水を掛けるとますます燃え盛り、火が天を焦がさんばかりに燃え上がると言う。つまり、陰火は水気があるとよく燃え、陰火が雨のそぼ降る夜に現れるのは、この為だと考えられた。
出典:
Wikipedia
日本妖怪大事典(角川書店)
作者ひとこと:
陰火のデザインは、顔のある怪火の姿に描きました。
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