タマセ
日本の千葉県に伝わる妖怪で、怪火の一種である。千葉県の八街(ヤチマタ)市では、人魂の事をタマセと言う。丸く黄色い光の球で、人の頭よりやや小さいが、3メートルあまりの長い尾をひいており、誰にでもその姿を見る事が出来る。家の棟や横すれすれの高さを、若い魂は早く飛び、年老いた魂は遅く飛ぶ。タマセは人間が死ぬ2、3日前から体内から抜け出て、縁の深い人の家の雨戸に強く当たり大きな音を立てるが、その音は縁の深かった人以外には聞こえない。また、28歳までにタマセの姿を見なかった者には、夜道でタマセが「会いましょう、会いましょう」と言いながらやって来るので、これを見るのが嫌な者は、28歳まで見た事が無くても見たふりをして誤魔化せば、タマセはやって来ない。
出典:
Wikipedia
妖怪邸・妖堂 日記帳
作者ひとこと:
タマセのデザインは、長い尾を引いて飛ぶ、顔のある人魂の姿に描きました。
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