蓑火(ミノビ)<蓑虫(ミノムシ)、蓑虫の火(ミノムシノヒ)、蓑虫火(ミノムシビ)、ミノボシ、ミーボシ、ミームシ>
日本の滋賀県に伝わる妖怪で、怪火の一種である。旧暦五月頃の梅雨の雨がしとしと降る夜に、琵琶湖の湖上を往来する船に乗っている人が着ている蓑に、まるで蛍の光の様な火の玉が点々と付く怪異である。この時、落ち着いて蓑を速やかに脱ぎ捨てれば火は消えるが、慌てて火を手で払いのけようとすれば火は砕けてどんどん数を増し、しまいには星の瞬きの様にキラキラ光りながら全身を包んでしまう。この火は陰火の為、熱くは無い。この蓑火は、琵琶湖で溺死した人間の怨霊が、姿を変えた火と言われている。
出典:
Wikipedia
妖怪邸・妖堂 日記帳
作者ひとこと:
蓑火は沢山の小さな火の玉が集まったデザインで描きました。
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