隅の婆様(スミノバサマ)
日本に伝わる怪異、または妖怪の一種。隅の婆様は、山形県米沢地方で行われる一種の肝試し、もしくは一種の民間降霊術で、そこに現れる妖怪である。まず4人の者が夜中に座敷に集まり、その部屋の四隅に一人ずつ座って灯りを消す。その次に4人は四隅から部屋の中央へと這い出し、真っ暗闇でお互いの姿が見えない中、各自の頭を探りながら「一隅の婆様、二隅の婆様…」と頭を撫でながら数えていく。この結果は4人しかいないので頭も4つしかないはずなのだが、何度数えても必ず一人多く5つめの頭があるという。
出典:
Wikipedia
日本妖怪大事典(角川書店)
作者ひとこと:
隅の婆様のデザインは、暗闇の中でのみ現れる為、姿は不明なので長い髪の人間の様な頭と人間の手の様な体を持った異形の姿の妖怪に描きました。
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