提灯化物(チョウチンバケモノ)
埼玉県戸田市などでは、狐たちの起こす「とうかっ火(トウカッピ)」のことを、このように呼んだりもしている。提灯のような怪火が20も30も並んでは消えたりするといい、「狐の嫁入り(キツネノヨメイリ。提灯のあかりのような狐火が一列につらなって動くのが見えたりするもの)」とも呼ばれる。〔関連〕「とうかっ火(トウカッピ)」「狐火(キツネビ)」
出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)
作者ひとこと:
提灯化物のデザインは、燃え上がる提灯の様な姿の怪火に描きました。イラストに描いた怪火が20も30も並んで浮遊しているイメージです。