自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2017年1月31日火曜日

「チョンチョン」と「恙虫」



チョンチョン<チョンチョニー>

チリのマプチェ族に伝わる魔物。
病人のいる家の周辺を飛び、
病人の血を吸う。
妖術師にしか姿を見せない。

出典:
Wikipedia




恙虫(ツツガムシ)

島根県に伝わる怪虫。
夜な夜な民家に入り込んで、
寝ている人間の生き血を吸い、
病気を引き起こしていた。
陰陽博士により退治された。

出典:
Wikipedia
図説 妖怪辞典(幻冬舎コミックス)

2017年1月30日月曜日

「章魚人形」と「コロコロ」



章魚人形(たこにんぎょう)

千葉県の木更津沖で、漁師の網にかかった怪生物。
そのあと品川の富豪が高値で買い取った。
大きさは1mあった。

出典:
リアルライブ
明治妖怪新聞(柏書房)




コロコロ

チリに伝わる吸血鬼。
雄鳥の産んだ卵から生まれる。
獲物の口から体中の水分を吸い尽くして殺す。

出典:
徹底図解 幻獣事典(新星出版社)

2017年1月29日日曜日

「セラ」と「ウリディンム」



セラ

ヨーロッパに伝わる海の怪物。
航行する船を何kmも追いかけて沈めるというが、
たいていは追いかけただけで海に戻っていく。

出典:
世界の怪物・神獣事典(原書房)




ウリディンム

メソポタミア神話に登場する怪物。
女神ティアマトが生み出した怪物の一体。
狂犬や獅子、人間の姿をした守護精霊。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

2017年1月28日土曜日

「スクヴェイダー」と「ウム・ダブルチュ」



スクヴェイダー

スウェーデンに伝わる怪生物。
1874年に猟をしていた男に仕留められた。

出典:
Wikipedia
図説 幻獣辞典(幻冬舎コミックス)




ウム・ダブルチュ

メソポタミア神話に登場する怪物。
女神ティアマトが生み出した怪物の一体。
神々によって使役される嵐の魔物。

出典:
Wikipedia
神様コレクション

2017年1月27日金曜日

「ジズ」と「ウォーター・リーパー」



ジズ

ユダヤの神話に登場する怪鳥。
空を象徴する存在で、翼を広げると大地を覆い隠し、
大地に立つと頭が天に届く巨大さ。
世界の終末には、食べ物として供される。

出典:
Wikipedia




ウォーター・リーパー<サムヒギン・ア・ドゥル>

イギリスのウェールズ地方に伝わる妖精の一種。
沼地に棲息している。
肉食性で鼠や猫を丸呑みにしてしまい、
時には人間を食べることもある。
異常に甲高い声で鳴き、聞いた者を気絶させる。

出典:
Wikipedia
幻想世界 幻獣事典(笠倉出版社)

2017年1月26日木曜日

「サラマンダー」と「シーサー」



サラマンダー<サラマンデル、サラマンドラ>

地水風火の四大元素のうち、火を司る精霊。
燃え盛る炎の中や溶岩の中に棲んでいる。

出典:
Wikipedia




シーサー

沖縄県などに見られる神獣の像。
建物や門の屋根に据え付けられ、家や村、
人間に災いをもたらす悪霊を追い払う。

出典:
Wikipedia

2017年1月25日水曜日

「ギヴォイチス」と「ウガルル」



ギヴォイチス<ギウォイティス>

スラヴに伝わる、家の守護精霊。
トカゲの姿をしている。
ボウル一杯の牛乳を捧げて崇められた。

出典:
神様コレクション




ウガルル<ウガルルム>

メソポタミア神話に登場する怪物。
女神ティアマトが生み出した怪物の一体。
ティアマトの強さと権力を示す。

出典:
Wikipedia

2017年1月24日火曜日

「コカトリス」と「アムフィシーン」



コカトリス

フランスに伝わる怪物。
雄鳥が産み、ヒキガエルが温めた卵から生まれる。
身体中が毒で、視線にすら毒があり、
目が合っただけで相手は石化したり死んだりする。

出典:
Wikipedia
徹底図解 幻獣事典(新星出版社)




アムフィシーン

ヨーロッパに伝わる怪物で、コカトリスの一種。
前後の頭に、睨んだ相手を即死させる
邪眼があり、前後の死角がない。

出典:
幻想動物の事典
徹底図解 幻獣事典(新星出版社)

2017年1月23日月曜日

「キュン」と「グリンディロー」



キュン

チベットに伝わる神鳥。仏や仏法を守護し、
インドのガルーダと同一視される。

出典:
幻想世界神話辞典




グリンディロー<グリンデロー>

イギリスに伝わる、妖怪の一種。
藻が繁茂する湖に棲んでいる。
人間の子供を水中に引きずり込んで食べる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

2017年1月22日日曜日

「ギータ」と「クエレブレ」



ギータ

スペインに伝わる、ドラゴンの一種。
口から火炎を吐き出す恐ろしげな姿だが、
人々を悪魔や悪霊から守ってくれる存在である。

出典:
Wikipedia




クエレブレ

スペインに伝わる、ドラゴンの一種。
洞窟や泉に棲んでいる。
凶暴で人や家畜を食い殺すが、その一方で、
水の精霊の面倒を見ている一面もある。

出典:
Wikipedia
徹底図解 幻獣事典(新星出版社)

2017年1月21日土曜日

「ヴィーヴル」と「ギーブル」



ヴィーヴル

フランスに伝わる、精霊でもあるドラゴンの一種。
額の真ん中に宝石で出来た目を持ち、
この目が光るため、暗闇でも明かりにして動くことが出来る。
ヴィーヴルは雌しかいない種族である。




ギーブル

イタリアに伝わるドラゴンの一種。
沼に棲息し、人々を襲って食い殺していた。
しかし、人間の裸の男を見ると、
非常に恥ずかしがって、赤面して逃げていく。

2017年1月20日金曜日

「ガーゴイル」と「ガルグイユ」



ガーゴイル

ヨーロッパの建物の屋根に取り付けられた、
怪物の像。屋根に溜まった雨水は、
ガーゴイルの口から建物の外へ吐き出される。
また、建物を悪霊から守る役目も持つ。




ガルグイユ

フランスに伝わる、ドラゴンの一種。
川の中に潜み、川に近づく家畜を
水中に引きずり込み食べる。
また、体内に大量の水をため、
それを一気に吐き出し洪水を引き起こす。

2017年1月19日木曜日

「ウブ」と「ウンセギラ」



ウブ

佐渡島に伝わる、大蜘蛛の姿をした妖怪。
赤子の声で泣き、人を見ると追いすがってきて命を奪う。
堕胎されたりして死んだ赤子が、この妖怪になる。




ウンセギラ<ウンクテヒ

北アメリカのスー族に伝わる、巨大な雌海蛇。
火打ち石の鱗で、心臓は水晶で出来ており、
目から火を放つ。年に数回、大津波を起こす。

2017年1月18日水曜日

「アイトワラス」と「ヴォドニーク」



アイトワラス<アイトヴァラス>

リトアニアに伝わる精霊。
隣家から金品を盗んで、
自分が住み着いた家を裕福にする。




ヴォドニーク

チェコに伝わる、湖に住む妖怪。
日本の河童のような妖怪。

2017年1月17日火曜日

「アロエス」と「イプピアーラ」



アロエス

スペイン島という島のそばに住む海棲生物。
ガチョウの頭と魚の体、四つの大きなひれあしを持つ。
体長はボートより大きい。




イプピアーラ<イグプピアーラ>

ブラジルに伝わる、人魚の姿をした水の女神。
彼女の怒りを買った者は、彼女によって溺死させられる。

2017年1月16日月曜日

「悪樓」と「アンフィスバエナ」



悪樓(アクル)

吉備の穴海に住み、近づく船をひと飲みにする巨大魚。
日本武尊が悪樓の背にまたがり剣で退治した。




アンフィスバエナ

リビアやエチオピアに住む蛇。両方の頭に毒がある。
メドゥーサの生首の血が砂漠に落ちて生まれた。

2017年1月15日日曜日

「アクババ」と「アルミラージ」



アクババ

トルコの伝説に登場する、死骸を食べて千年生きる禿鷹。




アルミラージ

インド洋にある島に生息する動物。
非常に獰猛で肉食、
額の角で自分より大きい獣や人間を襲い、
それらを軽々平らげる。

2017年1月14日土曜日

このブログの背景イラスト。



↑ このブログの背景として使ったイラスト。

はじめまして。

はじめまして、マゴラカです。
このブログでは、僕が描いた絵の紹介と、
その絵の解説を載せています。


僕は神話や伝説などが好きで、
その中に登場する存在を描いています。


興味があったら、
ぜひ皆さん観てください。




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