自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2023年3月31日金曜日

「生血鳥」


生血鳥(イキチドリ)

群馬県太田市強戸などで語られる。生血鳥は、人の血を吸い取ってしまうという鳥。生血鳥の話は、子供たちに対して言われていたもののようで、生血鳥に血を吸われるので一人で下校するな、と言われたという報告がみられる。

出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)

作者ひとこと:
生血鳥のデザインは、蚊と鳥を合わせた様な姿の怪鳥に描きました。

2023年3月30日木曜日

「池辺の魚」


池辺の魚(イケベノサカナ)

栃木県宇都宮市西原町に伝わる。池辺というのはこの地域の古い呼び名。昔「田芋(たいも)おじ」と呼ばれる漁師が魚釣りをしていると、白髪の不思議な老人が現れて「今日はとても大きな良い魚がこの池で釣れるが、それは殺さずに還すといい。後々たくさん魚が捕れるようになるでしょう」と告げて去った。田芋おじが釣りを続けていると、確かにとても大きな鯉に少し似た良い魚も一匹釣れた。しかし、田芋おじはそのまま魚を持ち帰って食べてしまった。すると、ものすごい天変地異が巻き起こり、田芋おじの家は雨で流され、一帯にあった池もなくなって陸地になってしまったという。

出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)

作者ひとこと:
池辺の魚のデザインは、長い髭を生やした魚の姿に描きました。

2023年3月29日水曜日

「石の祟」


石の祟(イシノタタリ)

東京都三鷹市で語られる。石をいっぱい集めている家があり、何トンも色々な石を庭などに置いていたが、住人がわけのわからない病気になってしまったという。易者に占わせると、「良くない石がある」と言われ、その石を撤去したところ、病は癒えたという。

出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)

作者ひとこと:
石の祟のデザインは、顔の様な割れやヒビが入っている怪石の姿に描きました。

2023年3月28日火曜日

「小豆よなげ」


小豆よなげ(アズキヨナゲ)

夜中に川原のほうから、ざっくんざっくんという音が聴こえてくる事があり、「小豆よなげが出た」などといわれている。音が聴こえて来るだけで、見に行ったりしても何もいないという。埼玉県皆野町などに伝わる。「よなぎ」は、川で水を使って小豆と泥などを選り分けることだという。聴こえる音については「しゃっ、しゃっ」という音だとも語られている。埼玉県越生町にも「小豆よなげ」という場所があり、おなじように音がすると語られてもいる。

出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)

作者ひとこと:
小豆よなげのデザインは、小豆の入った笊を持った、毛むくじゃらの妖怪の姿に描きました。

2023年3月27日月曜日

「網剪」


網剪(アミキリ)

江戸時代中期の画家、浮世絵師の鳥山石燕(とりやま せきえん)の妖怪画集「画図百鬼夜行(がずひゃっきやこう)」に描かれた妖怪。石燕による解説はなく、網剪がどのような妖怪かは、描かれたその姿から想像するしかない。海老の様な身体で、蟹の鋏の様な手をした妖怪を石燕は描いているが、多田克己(ただ かつみ)の「絵解き 画図百鬼夜行の妖怪」によれば、これは網とアミ(海老に似たアミ科の節足動物。釣餌や佃煮などに使われる)とをかけて創作したものとしている。山田野理夫(やまだ のりお)の「東北怪談の旅」には、網切り(アミキリ)という妖怪が登場し、その網切りは山形県庄内地方の妖怪とされている。網切りは、庄内の漁村に現れ、人目のないときに修繕中の漁網をズタズタに切り裂く 金之助という者の家ではこの害を防ぐため、昼飯時は網を家に取りこんだが、寝ている間に蚊帳がズタズタに切られたという。鳥山石燕の画図百鬼夜行には網剪という妖怪が描かれており、これが山田野理夫の作品の網切りの元になったと推察される。鳥山石燕の網剪は絵姿だけの妖怪だが、妖怪図鑑形式の記事や書籍では、網切り(網剪)は網や蚊帳を切り落とす妖怪として紹介され「東北怪談の旅」の話が例話として用いられる事が多い。

出典:
日本妖怪大事典(角川書店)
日本怪異妖怪事典 東北(笠間書院)

作者ひとこと:
網剪のデザインは、手が鋏になっている、海老の様な姿の妖怪に描きました。

2023年3月26日日曜日

「小豆坂」


小豆坂(アゴヤザカ)

日本の群馬県横野村(現・渋川市)の上三原田にある坂道で、ここを通ると「小豆とごうか人とって食おか」と声がしたという。「あごや」は新潟県寄りの言葉で、「あずき」を意味する(「勢多郡誌」)。声の主がどんなものかについての情報が乏しいが、声の内容は「小豆磨(アズキトギ)」や「小豆婆(アズキババア)」などが発するとされる文句と共通している。

出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)

作者ひとこと:
小豆坂のデザインは、六本脚の獣の姿をした妖怪に描きました。イラストの妖怪が「小豆とごうか人とって食おか」と声を上げているイメージです。

2023年3月25日土曜日

「小豆ころがし」


小豆ころがし(アズキコロガシ)

日本の群馬県水上町青木沢(現・みなかみ町)に伝わる。小豆ころがしは、峠の上に出たと語られている。

出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)

作者ひとこと:
小豆ころがしのデザインは、小豆の様な頭に一つ目だけを持った妖怪、または怪物の姿に描きました。

2023年3月24日金曜日

「木霊」


木霊(コダマ)

樹木に宿る精霊。あるいはその樹木の魂や、宿った樹木そのもの。森にある古木には精霊が宿っていると言われ、人はこの精霊を「木霊(コダマ)」、または「木魂(コダマ)」と呼び慣わしていた。木霊の宿る木は、主に立ち入りを禁ずる聖域に多く、侵入者を追い払う性質があった。聖域が山全体の場合には「イラズ山」「タタリ山」「アゲ山」「イセチ」などと呼んで、山作業のできない山として恐れられた。もし禁忌を破り、あえてその山を侵すと、恐ろしい体験や怪我はもちろん、最悪の場合には生命を失う羽目に陥る。そのため林業を営む人々は聖域以外でも祟りを恐れ、木霊供養などを行っていた。木霊は宿っている木から遊離して、怪音や妖しい火、または獣や人の様な姿となる事がある。この様な姿をとって人前に現れる場合は、木霊が警告や訓戒をするためだと考えられる。聖域を侵されたときや、自分が宿っている木を伐られそうになっているなどの危機の時に、木霊は人前に姿を現すという。木霊の宿り木を伐ろうとしている者には、木霊が人の姿となって夢枕に現れる。木霊にとって宿り木を伐られるという事は、自分の生死に関わる事なので必死に説得しようとする。この時、木霊の説得を聞き入れた者には、木霊から何らかのお礼があるが、いくら説得しても聞き入れぬ者には、木霊は容赦なく祟りをなすという。また、山や谷で音が反射して遅れて聞こえる現象である「山彦(やまびこ)」は、精霊である木霊の仕業であるとされていた。また、「延喜式(えんぎしき)」には、遣唐使船をつくるための樹木を伐採する時、木霊ならびに山の神を祭ったという記事がある。「和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」では樹神を「和名 古多万(こだま)」としている。「源氏物語(げんじものがたり)」や「徒然草(つれづれぐさ)」では、木霊を妖怪の様なものとして記しており、木霊は古くから怪異をなす霊とされていた。「嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)」などでは、木霊は天狗の事とされている。

出典:
ピクシブ百科事典
コトバンク
幻想世界の住人たちⅣ 日本編(新紀元社)

作者ひとこと:
木霊のデザインは、体から葉や、枝が生えている、木の精霊の姿に描きました。

2023年3月23日木曜日

「オロペル」


オロペル

1世紀から3世紀に成立したと言われるギリシア語の旧約偽典「ソロモンの聖約(「ソロモンの遺訓」とも)」に登場する悪魔の内の一体。オロペルは、人間に喉の腫れと痰を引き起こす悪魔である。

出典:
図解雑学世界の天使と悪魔(ナツメ社)

作者ひとこと:
オロペルのデザインは、頭に二本の角を生やし、体から鳥の様な翼を生やした、毒蛇の姿の悪魔に描きました。

2023年3月22日水曜日

「ハントゥ・クボル」


ハントゥ・クボル


作者ひとこと:
ハントゥ・クボルのデザインは、巨大な蛆虫の姿をした怪物に描きました。

2023年3月21日火曜日

「エギク」


エギク


作者ひとこと:
エギクのデザインは、大きな頭を持った妖怪の姿に描きました。

2023年3月20日月曜日

「ハントゥ・ハントゥアン」


ハントゥ・ハントゥアン


作者ひとこと:
ハントゥ・ハントゥアンのデザインは、鳥の脚を持った精霊の姿に描きました。

2023年3月19日日曜日

「ハントゥ・サワン」


ハントゥ・サワン


作者ひとこと:
ハントゥ・サワンのデザインは、子供に発作や痙攣を起こす病魔、または疫病神というイメージで描きました。

2023年3月18日土曜日

「チャラク」


チャラク


作者ひとこと:
チャラクのデザインは、猿の様な、トカゲの様な、姿をした魔物に描きました。

2023年3月17日金曜日

「ハムル」


ハムル


作者ひとこと:
ハムルのデザインは、人間を呑み込む大きな口を持った女性の悪霊の姿に描きました。

2023年3月16日木曜日

「マハブライ」


マハブライ


作者ひとこと:
マハブライのデザインは、長い手足を持ち、胴体が鱗に覆われている魔物、または悪霊の姿に描きました。

2023年3月15日水曜日

「筋目」


筋目(キンモク)


作者ひとこと:
筋目のデザインは、蛆虫の様な姿の怪虫に描きました。

2023年3月14日火曜日

「悪族」


悪族(アクゾク)


作者ひとこと:
悪族のデザインは、体に体毛を生やし、背中からは羽を生やした怪虫の姿に描きました。

2023年3月13日月曜日

「海中魅鬼」


海中魅鬼(カイチュウミキ)


作者ひとこと:
海中魅鬼のデザインは、魚の尾鰭の様な足を持った、女性の魔物の姿に描きました。

2023年3月12日日曜日

「夷国魅鬼」


夷国魅鬼(イコクミキ)


作者ひとこと:
夷国魅鬼のデザインは、龍の様な頭を持った、半人半魚姿の魔物に描きました。

2023年3月11日土曜日

「海辺魅鬼」


海辺魅鬼(カイヘンミキ)


作者ひとこと:
海辺魅鬼のデザインは、三つの目を持った、水中に棲む女性の魔物の姿に描きました。

2023年3月10日金曜日

「黒色山精」


黒色山精(コクジキサンショウ)


作者ひとこと:
黒色山精のデザインは、真っ黒な肌の小鬼の様な姿の魔物に描きました。

2023年3月9日木曜日

「朽腐」


朽腐(キュウフ)


作者ひとこと:
朽腐のデザインは、8つの目を持ったナメクジの様な姿の虫に描きました。

2023年3月8日水曜日

「護汁」


護汁(ゴジュウ)


作者ひとこと:
護汁のデザインは、蛙かトカゲの様な頭を持った、芋虫の様な姿の怪虫に描きました。

2023年3月7日火曜日

「安豊」


安豊(アンホウ)


作者ひとこと:
安豊のデザインは、エイやマンタの様な姿をした怪虫に描きました。

2023年3月6日月曜日

「復赤」


復赤(フクセキ)


作者ひとこと:
復赤のデザインは、渦巻き模様の付いた殻を持った、蝦か蟹の様な姿の虫に描きました。

2023年3月5日日曜日

「重舐」


重舐(ジュウシ)


作者ひとこと:
重舐のデザインは、髪の根に巻き付く、黒い蛇の様な怪虫というイメージで描きました。

2023年3月4日土曜日

「広普」


広普(コウフ)


作者ひとこと:
広普のデザインは、鳥の頭、熊の様な上半身、芋虫の様な下半身という姿の怪虫に描きました。

2023年3月3日金曜日

「卑下」


卑下(ヒゲ)


作者ひとこと:
卑下のデザインは、複数の目と、そこから複数の触角や感覚器官を伸ばした姿の怪虫に描きました。

2023年3月2日木曜日

「甚毒」


甚毒(ジンドク)


作者ひとこと:
甚毒のデザインは、長い尾と長い触角を持った虫の姿に描きました。

2023年3月1日水曜日

「肥」


肥(ヒ)


作者ひとこと:
肥のデザインは、ナメクジやカギムシをイメージした姿の怪虫に描きました。