自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2018年12月31日月曜日

「ピラス」



ピラス

ギリシア語魔術文書「ソロモンの魔術論」によると、それぞれの時間帯の支配者である、善き天使と悪しき悪魔がいるとされる。もし、善行を望むならば天使に願えば、その天使は盟を結んでくれる。逆に、悪行を望むならば悪魔に願えば、その悪魔は盟を結んでくれる。一週間の7日の内、24時間に各々の天使と悪魔がいる。ピラスは、日曜日の4時間目を支配する悪魔で、天使の「ヨライル」と対になっている。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ピラスのデザインは、鳥と蜥蜴(トカゲ)が合体した様な姿の悪魔を描きました。

2018年12月30日日曜日

「シリドン」



シリドン

ギリシア語魔術文書「ソロモンの魔術論」によると、それぞれの時間帯の支配者である、善き天使と悪しき悪魔がいるとされる。もし、善行を望むならば天使に願えば、その天使は盟を結んでくれる。逆に悪行を望むならば悪魔に願えば、その悪魔は盟を結んでくれる。一週間の7日の内24時間に各々の天使と悪魔がいる。シリドンは、日曜日の3時間目を支配する悪魔で、天使の「ペルイル」と対になっている。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
シリドンのデザインは、2本足の獣の様な姿をした悪魔を描きました。

2018年12月29日土曜日

「オルネ」



オルネ

ギリシア語魔術文書「ソロモンの魔術論」によると、それぞれの時間帯の支配者である、善き天使と悪しき悪魔がいるとされる。もし善行を望むならば天使に願えば、その天使は盟を結んでくれる。逆に悪行を望むならば悪魔に願えば、その悪魔は盟を結んでくれる。一週間の7日の内、24時間に各々の天使と悪魔がいる。オルネは、日曜日の2時間目を支配する悪魔で、天使の「アルグファナイル」と対になっている。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
オルネのデザインは、蜥蜴(トカゲ)や小さなドラゴンをイメージした姿の悪魔を描きました。

2018年12月28日金曜日

「オリエンス」



オリエンス

ヨーロッパの伝承に登場する悪魔。「8人の下位王子」と総称される有力な悪魔の一体。地獄の四方を司る四大悪魔の一体で、東方を支配する。オリエンスという名前は、ラテン語で「東」を意味する。ユダヤ教の神学者ラビ達は、オリエンスを堕天使サマエルと同一視していた。

出典:
Wikipedia

作者ひとこと:
オリエンスのデザインは、異次元から顔を覗かせる、王冠を被った大蛇の姿の悪魔を描きました。

2018年12月27日木曜日

「アリトン」



アリトン<エギュン>

ヨーロッパの伝承に登場する悪魔。「8人の下位王子」と総称される有力な悪魔の一体。地獄の四方を司る四大悪魔の一体で、西(または北)を司る。また、四大元素では、アリトンは水に対応する魔王である。アリトンの名前は、ヘブライ語で「暴露する」を意味する言葉に由来するという説と、ギリシャ語で「秘密」転じて「(口に出来ない程)恐ろしいもの」を意味する言葉に由来するという説がある。ユダヤ教の神学者ラビ達は、アリトンを堕天使「アザエル」と同一視していた。

出典:
Wikipedia

作者ひとこと:
アリトンのデザインは、王冠を被った羊の頭を持った、ドラゴンの姿の悪魔を描きました。

2018年12月26日水曜日

「アバリム」



アバリム<アバラム>

ヨーロッパの伝承に登場する悪魔。地獄の王である悪魔「パイモン」が従えている二人の王の悪魔の一体。召喚者が生贄を用いてパイモンを召喚した際には、パイモンがベバルとアバリムという二人の王の悪魔を従えて現れる。

出典:
Wikipedia

作者ひとこと:
アバリムのデザインは、王冠を被ったワニと鳥が背中合わせに合体した様な姿の悪魔を描きました。

2018年12月25日火曜日

「ベバル」



ベバル<ラバル>

ヨーロッパの伝承に登場する悪魔。地獄の王である「パイモン」が従えている二人の王の悪魔の一体。召喚者が生贄を用いてパイモンを召喚した際には、パイモンがベバルとアバリムという二人の王の悪魔を従えて現れる。

出典:
Wikipedia

作者ひとこと:
ベバルのデザインは、ターバンを巻き付けた王冠を被った蠍(サソリ)の尾を持った、三つ眼のライオンの様な姿の悪魔を描きました。

2018年12月24日月曜日

「プルフラス」



プルフラス<ブファス、ブザス>

ヨーロッパの伝承に登場する悪魔。地獄の君主にして公爵。一部は座天使、一部は天使から堕天した悪魔からなる、26の軍団を率いている。プルフラスは、かつてバベルの塔を住居にしていて、塔を包む巨大な炎の姿で現れる。または、フクロウなどの猛禽類の頭を持った姿で現れるともされる。プルフラスは闘争や戦争、不和や欺瞞をもたらす力を持ち、争い、いさかいや嘘を好み、そうした類いの事であれば、惜しみ無く答える。プルフラスは、地獄の大将である「サタナキア」の配下にあると言う。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
プルフラスのデザインは、フクロウの頭部を持った、巨大なドラゴンに似た姿の悪魔を描きました。

2018年12月23日日曜日

「アンドロマリウス」



アンドロマリウス

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列72番目。36の軍団を率いる、地獄の伯爵。召喚すると、大蛇を手にした人間の姿で現れる。アンドロマリウスは正義の悪魔であり、盗人を捕らえ、盗まれた金品を取り戻したり、隠された財宝を発見したりする事が出来る。また、悪と不正を発見し、あらゆる盗人や詐欺師、その他の邪悪な人間を捕らえて罰し、懲らしめる。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
アンドロマリウスのデザインは、蛇と人間が合体した姿の悪魔を描きました。

2018年12月22日土曜日

「ダンタリオン」



ダンタリオン<ダンタリアン>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列71番目。36の軍団を率いる、地獄の公爵。召喚すると、無数の老若男女の顔を持った、右手に書物を抱えた人間の姿で現れる。ダンタリオンは召喚者に、あらゆる学問を教える学識の深さを持ち、更に人間の心を読み取り、その心や思考を改竄するなど、意のままに心を操る力を持つ。また、他人の秘密を明らかにする。また、愛を燃え立たせる力や、召喚者が望む場所に幻覚を送り込む力も持っている。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
ダンタリオンのデザインは、無数の老若男女の顔を持った悪魔の姿を描きました。

2018年12月21日金曜日

「セエレ」



セエレ<セーレ、セアル、セイル、シアー>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列70番目。26の軍団を率いる、地獄の君主。召喚すると、翼の生えた天馬に跨がった美男子の姿で現れる。セエレは輸送能力に長けており、大量の物資を瞬時に運んだり、召喚者を瞬きする間に、世界中のあらゆる場所に運べる。また、盗まれた物や隠された秘宝、その他あらゆる物事に関して、召喚者に真摯に語る。セエレは優しい性質を持ち、召喚者の望みを何でも叶えてくれる。セエレは「アマイモン」の配下にある。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
セエレのデザインは、羽の生えた美男子の上半身と、馬の下半身を持った悪魔の姿を描きました。

2018年12月20日木曜日

「デカラビア」



デカラビア<カラビア>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列69番目。30の軍団を率いる、地獄の侯爵(または王にして伯爵)。召喚すると五芒星の姿で現れるが、召喚者が命ずれば人間の姿になる。デカラビアは鳥類に精通した悪魔であり、召喚者に鳥の姿をした使い魔を与えてくれる。この使い魔は本物の鳥同様に飛んだり、水を飲んだり歌ったりする。また、薬草や宝石の効能を詳しく知っている。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
デカラビアのデザインは、星形の頭を持った悪魔の姿を描きました。

2018年12月19日水曜日

「ベリアル」



ベリアル

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列68番目。80(または50)の軍団を率いる、地獄の王。80の軍団は一部は力天使、一部は天使から堕天した悪魔達からなる、召喚すると燃え上がる炎の戦車に乗った、美しい天使の姿で現れる。ベリアルは召喚者に、聖職者や議員の任命権や敵味方からの助力や友情、愛情を与える。また、召喚者に有能な使い魔を与える。しかしベリアルは、召喚者が生贄を捧げないと、召喚者の要求に対して真実を答えようとしない。ベリアルはベレト、アスモデウス、ガープと並んでソロモンの封じた72体の悪魔達を率いていた。またルシファー、レヴィアタン、サタンと並んで四人の上位君主であるという。また地獄の宮廷では、ベリアルはトルコ大使であるという。ヤコブス・デ・テラモによって1382年に記された「この不愉快なるベリアルの書」では、ベリアルは地獄の利益の公認代表者として、神に「イエスという個人が地獄の権利に干渉し、地獄、地上及び、そこに住む者の支配権を強奪した」と訴えた。イエスはモーゼを弁護人とし、訴訟は裁判官であるソロモンが裁決する事となった。ベリアルは、裁判を有利に運ぶ為、ソロモンの機嫌を取り、結ぼうとするが、判決はイエスに有利となり、ベリアルは控訴した。控訴審において、もう一人の裁判官であるエジプト王の代理ヨセフが、ローマ帝国のオクタヴィアヌス帝、古代ギリシアの哲学者アリストテレス、古代ユダヤの預言者エレミア、同じく預言者のイザヤから成る委員会と共に問題を討議した。その結果、最終的にイエスは無罪となるが、サタンには最後の審判の後、地獄に堕とされる不善な者全てに権威を振るって良い事が確認された。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
ベリアルのデザインは、天使と悪魔が融合した様なイメージの姿に描きました。

2018年12月18日火曜日

「アムドゥスキアス」



アムドゥスキアス<アムドゥキアス、アムブスキアス、アムドゥシアス>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列67番目。29の軍団を率いる、地獄の公爵。召喚するとユニコーンの姿で現れるが、召喚者の要望があれば人間の姿になる。その際、トランペットを始め、あらゆる楽器の音が後から鳴り響く。アムドゥスキアスは、森の木々を操って自在に曲げたり傾けたりする事が出来、また召喚者に優れた使い魔を与えてくれる。また、トランペットを始めとする、あらゆる種類の楽器に精通している。アムドゥスキアスは音楽的な性格を持つ悪魔であり、音楽会を開いたり音楽的な才能を与えてくれる。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
アムドゥスキアスのデザインは、直立したユニコーンの姿の悪魔を描きました。

2018年12月17日月曜日

「キマリス」



キマリス<キメリエス、キメイエス、キメジェス、キメイェス>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列66番目。20(または30)の軍団を率いる、地獄の侯爵。召喚すると、美しい黒馬に跨がった勇猛な戦士の姿で現れる。キマリスは、アフリカ大陸における全ての悪魔を統率している。キマリスは、言語に精通しており、召喚者に文法学、論理学、修辞学を完璧に教える。また、失われたり隠された事物や財宝を見つけ出す事も出来る。人を兵士の姿に変身させたり、海や川を迅速に渡らせたりする事が出来る。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
キマリスのデザインは、武器を手に持った勇猛な戦士の姿の悪魔を描きました。

2018年12月16日日曜日

「アンドレアルフス」



アンドレアルフス<アンドロアルフス、アンドロアルフュス>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列65番目。30の軍団を率いる、地獄の侯爵。召喚すると、騒音と共に孔雀の姿で現れるが、暫くすると人間の姿に変わる。アンドレアルフスは召喚者に幾何学を完璧に教え、測量に関するあらゆる技術や巧みな弁論術も教えてくれる。また、天文学にも精通させてくれる。また、アンドレアルフスに生け贄を与える事で、人間を鳥の姿に変える力も持つ。また、アンドレアルフスは屁理屈の伝道者であり、人間の顔だけを鳥に変えて、司法の追及の手から逃がす事がある。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
アンドレアルフスのデザインは、孔雀(クジャク)の姿をした悪魔を描きました。

2018年12月15日土曜日

「フラウロス」



フラウロス<ハウラス、ハウレス、ハヴレス>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列64番目。36(または20)の軍団を率いる、地獄の公爵。召喚すると、最初は恐ろしげで強大な力をもつヒョウの姿で現れるが、召喚者が命ずれば人間の姿になる。ヒョウの時も人間の時も眼には炎を宿し、その表情は恐ろしい事この上無い。また、立ち上がった豹人間の様な姿で現れる事もある。フラウロスは過去、現在、未来における真実を開示し、全ての質問に対して正しく答える力を持つが、魔方陣の三角形の中にいないと、フラウロスは必ず嘘を吐き、召喚者を欺き始める。フラウロスは、天地の創造や神や神聖な事柄、更には、いかにして悪魔達が堕天したのかを喜んで語る。また、召喚者の敵を全て焼き尽くす力を持つ。また、召喚者がフラウロスに命じれば、他の悪魔達による誘惑から守ってもらう事も出来る。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
フラウロスのデザインは、冠を被ったヒョウの姿の悪魔を描きました。

2018年12月14日金曜日

「アンドラス」



アンドラス

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列63番目。30の軍団を率いる、地獄の侯爵。召喚すると、黒い鳥(ゴイサギ、フクロウ、カラスなどの説がある)の頭を持った天使の姿で現れ、黒い狼に跨がっていて、手には鋭利な剣を携え、常に振り回している。アンドラスは、不和を撒き散らす事が得意である。しかし、召喚者が気を緩めていると召喚者だけでは無く、その仲間まで皆殺しにしようとする為、召喚者は注意しなければならない一方、召喚者に敵を皆殺しにする方法を教える事も出来る。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
アンドラスのデザインは、フクロウの頭を持った天使の姿の悪魔を描きました。手には鋭利な刀を持っています。

2018年12月13日木曜日

「ヴァラク」



ヴァラク<ウァラク、ウォラク、ヴォラク、ヴァル>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列62番目。30(38や27とも)の軍団を率いる、地獄の総裁。召喚すると双頭のドラゴンに跨がった、天使の翼を持った少年の姿で現れる。ヴァラクは召喚者に、隠された財宝のありかを教える。また、悪の象徴としての蛇の居場所や蛇の現れる場所を教え、それらの蛇を召喚者に害を与えずにもたらす事も出来る。また、一切の努力無しに召喚者の望む物が手に入るよう手配する。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
ヴァラクのデザインは、天使の翼を持った少年の上半身と、双頭のドラゴンの下半身を持った姿の悪魔を描きました。

2018年12月12日水曜日

「ザガン」



ザガン<ザガム>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列61番目。33の軍団を率いる、地獄の王にして総裁。召喚すると、グリフォンの翼を持った牡牛の姿で現れるが、しばらくすると人間の姿に変わる。ザガンは人間を機知に富ませる力があり、愚者を賢者にする事も出来る。また、ワインを水に、血液をワインに、水をワインに変える事も出来る(また、ワインを水に、血液を油に変化させ、その逆も可能である)。また、あらゆる金属をその領地の硬貨に変える事も出来る。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
ザガンのデザインは、グリフォンの翼を持った牡牛姿の悪魔を描きました。

2018年12月11日火曜日

「ヴァプラ」



ヴァプラ<ウァプラ、ナフラ>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列60番目。36の軍団を率いる、地獄の公爵。召喚すると、グリフォンの翼を持ったライオンの姿で現れる。ヴァプラが得意とするのは、召喚者に職能を与える事である。あらゆる職人の技能や専門職の知識を授ける。また、哲学や科学などの学問について教え、召喚者をそれらの学問に精通させる。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
ヴァプラのデザインは、グリフォンの翼を持ったライオンの姿の悪魔を描きました。

2018年12月10日月曜日

「オリアス」



オリアス<オリアクス、オリアックス>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列59番目。30の軍団を率いる、地獄の侯爵。召喚すると屈強な馬に跨がった、右手に「シュー、シュー」騒ぐ二匹の大蛇を携えた蛇の尾を持ったライオンの姿で現れる。また跨がっている馬も、蛇の尾を持っているという説もある。オリアスは、恒星や惑星の運行と星の効能を召喚者に教示する為、占星術と結び付けられる事がある。またオリアスは、人間の姿になって召喚者に、高位聖職者の地位や爵位を授け、召喚者に友人や敵対者からの好意をもたらす力も持つ。また、人間を変身させる事も出来る。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
オリアスのデザインは、大蛇が両腕になっているライオンの姿の悪魔を描きました。

2018年12月9日日曜日

「アミー」



アミー<アミィ、アウナス、アヴナス、ハンニ>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列58番目。36(または30)の軍団を率いる、地獄の総裁。召喚すると最初は燃え盛る炎の姿で現れるが、しばらくすると手に長槍と生首を持った魅力的な人間の男性の姿になる。アミーは人間の魂の生命力と引き替えに、占星術と教養学について、召喚者に素晴らしい知識を与える。また、召喚者に有能な使い魔を与えたり、他の精霊や悪魔が隠して護っている財宝を暴いて、召喚者にもたらしてくれる。また、召喚者に権力者や君主達からの恩寵を授けてくれる。アミーは「欺瞞」「裏切り」「悪意」「誹謗」などの悪事を司り、敵陣営に疑いの種を撒いたり、流言飛語を飛ばすのを得意とする。アミーは、堕天する前は天使及び能天使の位階に属していた。1200年後に、第7天に復帰する事を望んでいるとの事だが、信頼性に乏しい話である。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
アミーのデザインは、燃え盛る炎の姿の悪魔を描きました。

2018年12月8日土曜日

「オセ」



オセ<オゼ、オズ、オソ、ウォソ、ヴォソ>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列57番目。30(または3)の軍団を率いる、地獄の総裁。召喚すると、最初はヒョウの様な姿で現れるが、すぐに人間の姿に変わる。オセは、召喚者に教養学を教え、神とそれに関わる秘事について、真実の回答を与える。また、任意の人間を召喚者の望む姿に変えるが、変身させられた人間は、これが本来の姿なのだと錯覚してしまう。また、人間に狂気をもたらす力も持っている。オセは王冠を被っているが、その支配は一日に一時間しか続かないという。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
オセのデザインは、衣を着たヒョウの様な姿の悪魔を描きました。

2018年12月7日金曜日

「グレモリー」



グレモリー<ゴモリー、ガモリー、ゲモリー、ガエネロン>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列56番目。26(または27)の軍団を率いる、地獄の公爵。召喚すると、大きな駱駝(ラクダ)に跨がった美しい女性の姿で現れ、公爵夫人の宝冠を腰周りに結んでいる。グレモリーは過去、現在、未来のあらゆる事象や隠された財宝の眠る場所について知っており、召喚者にそれを語る。また召喚者が望めば、老若問わず女性の愛をもたらす力を持ち、この力は特に若い乙女に威力を発揮する。グレモリーは、月の女神やリリスの妹とされている。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
グレモリーのデザインは、美しい女性の悪魔の姿を描きました。

2018年12月6日木曜日

「オロバス」



オロバス

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列55番目。20の軍団を率いる、地獄の君主。召喚すると、最初は馬の姿で現れるが、召喚者が命ずれば人間の姿になる。また、人間の両腕を持った、直立した馬の姿で現れる事もある。オロバスは過去、現在、未来における、あらゆる事象について答え、また、神域は世界の真理や創造についての真実を召喚者に教える。また、召喚者に友人や敵対者から好意を抱かせる様にしたり、召喚者に高位聖職者の地位や爵位を授ける。オロバスは非常に誠実であり、召喚者を惑わす事は無い。また、召喚者を他の霊からの攻撃から守ってくれる。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
オロバスのデザインは、人間の両腕を持った、直立した馬の姿の悪魔を描きました。

2018年12月5日水曜日

「ムルムル」



ムルムル<ミュルミュール、ムルムス、ムルムクス>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列54番目。30の軍団を率いる、地獄の公爵にして伯爵。名前はラテン語で「ささやき」「唸り声」などを意味する。ムルムルは、堕天する前は座天使、及び天使の階級であった。召喚すると先触れとして、トランペットが大音響で高らかに鳴り響く中、二人の家臣の先導のもと、グリフォン(またはハゲワシ)に跨がった公爵冠を被った兵士の姿で現れる。ムルムルは召喚者に、哲学を完璧に教える事が出来る。また、召喚者が望むなら、死者の魂を眼前に呼び出して、自由に質問させる事が出来る。ムルムルは、音楽の魔神とされる事もある。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
ムルムルのデザインは、冠を被った人間とグリフォンが合体した様な姿の悪魔を描きました。

2018年12月4日火曜日

「カイム」



カイム<カミオ、カイン>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列53番目。30の軍団を率いる、地獄の総裁。召喚するとツグミ、またはクロウタドリの姿で現れるが、後に鋭利な刀を持った人間の姿になる。また、羽飾りを被って孔雀の尾を着けた人間の姿や剣を持った鳥の姿、鳥の着ぐるみを着た人間などの姿を取る。カイムは人間の姿では燃え盛る灰、もしくは石炭の中で召喚者の質問に答える。カイムは召喚者に鳥や獣、更には水まで、あらゆる物の声を理解させる事が出来る。また、未来の出来事に関する最良の対応を教えてくれる。また、カイムは優れた弁論家であり、マルティン・ルターと論争をした事があった。カイムは、堕天する前は天使の階級にいた。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
カイムのデザインは、兜を被った鳥の姿の悪魔を描きました。

2018年12月3日月曜日

「アロケル」



アロケル<アロケス、アロカス、アロセス、アロケン>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列52番目。36の軍団を率いる、地獄の公爵。召喚すると、立派な大きな馬に跨がった、燃える様な目を持つ真っ赤なライオンの頭を持った、兵士の姿で現れる。アロケルの目を覗き込んだ者は、自分の死に様が見え、ショックで暫く目が見えなくなる。アロケルは嗄れ声で轟く様な大声で話し、天文学や教養学を召喚者に教える。また、召喚者に有能な使い魔を与える事もある。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
アロケルのデザインは、炎の様な目を持ったライオンの頭を持った、悪魔の姿を描きました。

2018年12月2日日曜日

「バラム」



バラム<バラーム、バラン>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列51番目。40の軍団を率いる、地獄の王。召喚すると、怒り狂った熊に跨がった燃える様に真っ赤な両目の牡牛、人間、牡羊の3つの頭と蛇の尾を持った姿で現れ、手にはオオタカを乗せている。バラムは嗄れた声で過去、現在、未来について真実を召喚者に教える。また、召喚者を不可視にしたり、賢くさせる力を持つ。バラムは、堕天する前は主天使であった。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
バラムのデザインは、牡羊・牡牛・人間の三つの頭と、蛇を持った手だけの姿の悪魔を描きました。

2018年12月1日土曜日

明日から再開します。

浦島太郎が久しぶりに乙姫に会いたいと、僕のところに訪ねて来たので、一緒に竜宮城へ行く事になりました。前に竜宮城へ行った時は、亀が連れて行ってくれたので、道が分からないらしく、案内して欲しいとの事でした。詳しくは話せませんが、二人で船に乗って特殊な航路を進むと、やがて海上に霧が立ち込め、前方に竜宮城の島が現れました。島に上陸し、浦島太郎を送り届けると、少し乙姫と談笑しました。浦島太郎は乙姫と永住すると言って聞かないので、浦島太郎を竜宮城に置いて、一人で帰って来ました。竜宮城から帰ってくると、地上では一ヶ月もの月日が経っていました。とりあえずワンタさんに無事の連絡を入れました。「絵の紹介と解説」は、明日から再開します。

by マゴラカ(ワンタ)


↑ 浦島太郎(左)と乙姫(右)