自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2021年10月31日日曜日

「コク・リル」


コク・リル

インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島に居住する先住民族であるダヤク族、イバン族に伝わる神の一柱。コク・リルは男性だけを餌食にする女神である。コク・リルは女性に対しては何もしない。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
コク・リルのデザインは、密林の中を浮遊して動き回っているクリオネの様な姿をした女神に描きました。そうして密林の中で出会った男性を食べてしまうイメージです。

2021年10月30日土曜日

「ラジャ・ハントゥエン」


ラジャ・ハントゥエン

インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島に居住する先住民族であるダヤク族に伝わる精霊の一種。ラジャ・ハントゥエンは、地上における妖術師や魔女達を従えている精霊である。妖術師や魔女達はラジャ・ハントゥエンから力を授かり、その力を行使するという。また、ラジャ・ハントゥエンは人間の若者を誘惑したり、妊娠している女性を危険にさらしたりする。しかし一方で、迫害にあっている人々を迫害から助け出す事もあるという。

出典:
幻想動物の事典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
ラジャ・ハントゥエンのデザインは、魔女や妖術師達が崇める猪の様な姿をした魔神という感じに描いてみました。若者を誘惑する時は美女や美男子に変化しているというイメージです。

2021年10月29日金曜日

「ロゴン」


ロゴン

インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島の中でもマレーシア領であるサバ州に居住する先住民族ドゥスン族に伝わる神。ロゴンは悪神の一種である。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ロゴンのデザインは、一つ目の象の様な姿をした怪物の様に描いてみました。イラストのロゴンは凶暴で常に暴れ回っている神というイメージです。

2021年10月28日木曜日

「シンガ・ベラボン・ディラー」


シンガ・ベラボン・ディラー

インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島の中でもマレーシア領であるサラワク州に伝わる神。シンガ・ベラボン・ディラーは人間達を犠牲として捧げる事を要求する恐ろしい神である。しかし、もし十分な度胸を持つ人間がいれば、シンガ・ベラボン・ディラーは、その様な人間に勇気と繁栄を与えるという。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
シンガ・ベラボン・ディラーのデザインは、人間達を犠牲に捧げる儀式で奉られる、密林の奥地の大樹から生えている巨大な茸の姿の魔神というイメージで描いてみました。

2021年10月27日水曜日

「ソブゴ」


ソブゴ

インドネシアの中部にあるスラウェシ島(セレベス島)の中部に伝わる神。ソブゴは悪神で、その数は不定だという。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ソブゴのデザインは、四つの目がある大きな頭の神の姿に描きました。イラストのソブゴは人間の目には見えず、自然界に多数いて、知らずに近づいて来た人間に襲いかかるというイメージです。

2021年10月26日火曜日

「ガルガシ」


ガルガシ

インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島に居住する先住民族であるダヤク族、イバン族に伝わる悪霊の一種。ガルガシは悪霊達の頭であるという。このガルガシは病気を流行らせて、人類を滅亡させようとする悪霊なのだという。また、ガルガシは配下の精霊達を犬として引き連れた狩人の姿で現れる事もある。また時折、ガルガシの声が聞こえてくる事があり、このガルガシの声が聞こえた場合は、その声が聞こえた人の家族に近々、何か災いなどの悪いことが降りかかる前兆なのだという。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ガルガシのデザインは、精霊の猟犬達を従えて、槍と刀を持って人間を狩る悪霊の狩人という姿で描きました。

2021年10月25日月曜日

「ガラウ・プラナン」


ガラウ・プラナン

インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島に居住する先住民族であるダヤク族、イバン族に伝わる神の一柱。ガラウ・プラナンは人間を餌食にする神であり、そのため人々から恐れられている神である。しかし、度胸のある人間は餌食にはせず、その様な人間にガラウ・プラナンは勇気と財産を授けるという。また、ガラウ・プラナンは「ベラン・ケパパス」という神と同一視されている。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ガラウ・プラナンのデザインは、密林の中に現れる大蛇の様な姿をした人食いの神というイメージで描きました。

2021年10月24日日曜日

「ベラン・ケパパス」


ベラン・ケパパス

インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島に居住する先住民族であるダヤク族、イバン族に伝わる神の一柱。ベラン・ケパパスは人間を餌食にする神であり、そのため人々から恐れられている神である。しかし、度胸のある人間は餌食にはせず、その様な人間にベラン・ケパパスは勇気と財産を授けるという。また、ベラン・ケパパスは「ゲラシ・パパ」や「ガラウ・プラナン」という神と同一視されている。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ベラン・ケパパスのデザインは、密林の中の沼地や、密林の中を流れる川に現れる牛と鰐が合体した様な姿の人食いの神というイメージで描きました。

2021年10月23日土曜日

「ゲラシ・パパ」


ゲラシ・パパ

インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島に居住する先住民族であるダヤク族、イバン族に伝わる神の一柱。ゲラシ・パパは人間を餌食にする神であり、そのため人々から恐れられている神である。しかし、度胸のある人間は餌食にはせず、その様な人間にゲラシ・パパは勇気と財産を授けるという。また、ゲラシ・パパは「ベラン・ケパパス」という神と同一視されている。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ゲラシ・パパのデザインは、密林の中に現れる埴輪か土偶の様な姿をした鬼とも神ともつかない存在というイメージで描きました。

2021年10月22日金曜日

「ブマリン」


ブマリン

フィリピンのルソン島北部のコルディリエラ山脈に居住する少数民族であるイフガオ族に伝わる神の一柱。ブマリンは地下世界の悪神である。人々は病気が発生した時、このブマリンに祈りを捧げるという。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
ブマリンのデザインは、この神が地下世界の神というので、地下世界から地獄を連想し、火焔地獄の地下から地上に現れた巨大な神というイメージで描きました。あまりにも巨大なので胸から上だけ地上に現れた感じです。イラストのブマリンの背中には角が沢山生えており、亡者を背中の角に突き刺して苦しめているイメージです。

2021年10月21日木曜日

「アコプ」


アコプ

フィリピンの先住民族であるティンギャン族に伝わる神の一柱。神とはいってもアコプは悪神である。アコプは夫や妻を失った人をつけ狙う神であるという。またアコプの抱擁は死であるという。

出典:
幻想動物の事典

作者ひとこと:
アコプのデザインは、鶏の怪人の様な姿の神というか悪魔のイメージで描きました。イラストのアコプは、天から降りて来て人間の前に現れ、その人間を抱擁するイメージです。腕から手にあたる部分は羽の様になっていて、その内側には口があり、抱擁した人間を抱擁したまま貪り食う感じです。

2021年10月20日水曜日

「ニヤン」


ニヤン

ミャンマーとインドの伝説や伝承に登場する蛇の魔物。ベンガル語では「ガラ」、シッカタ語では「アヴァグラー」「グラハ」「グラホ」、マガダ語では「タンティ・ガハ」などとも呼ばれる。ニヤンはくねくねした巨大な蛇の様な姿の怪物で、ミャンマーやインドのベンガル地方の河口や川に棲息していた。自らの縄張りに入り込む大きな生物なら全てを襲い、蜷局を獲物の体に巻きつけて締めつけ、そのまま水中に引きずり込んで貪り食った。ニヤンの棲息地の周辺に棲む象達にとって、ニヤンは大いなる脅威となった為、このニヤンの棲息地周辺で人間が労働させていた象が行方不明になる原因を判断するうえで、「ダンマータツ(慣習法典)」には、もし労働させていた象がニヤンによって連れ去られた場合は、負債の必要はないと考えた。アラウング・ミンドラゲ王という王の軍隊が、ミャンマーのマルタバン川という川を渡る途中で、このニヤンに数頭の象を奪われたという。

出典:
幻想世界神話辞典(⇒「ガラ」のページ)
世界の怪物・神獣事典(原書房)

作者ひとこと:
ニヤンのデザインは、川の水中に棲む大蛇の様に見える巨大な鰻の様な魚の怪物という姿に描きました。

2021年10月19日火曜日

「ニューム・マ」


ニューム・マ

タイ、ラオスの北部国境地帯に居住する山岳民族であるアカ族に伝わる女性の精霊。アカ族の村の入口の門は「ニューム・マ・パオ・ラゴ」といい、この門には男性の精霊「ミ・マ」と女性の精霊「ニューム・マ」が宿っているという。門に宿っているミ・マとニューム・マは、悪霊と疫病から村人を守っているのだという。アカ族には他にも、村の両端に「ラオ・カ」という、やはり男女の精霊が宿っていて、村の中に悪霊が侵入して来るのを防ぐ門がある。

出典:
幻想世界神話辞典

作者ひとこと:
ニューム・マのデザインは、村の入口の門に宿っている目に見えないセキュリティーロボというイメージで描いてみました。頭の髪の毛は、ギリシャなどで厄除けなどで門の装飾に用いていたメドゥーサの蛇の髪の毛のイメージです。

2021年10月18日月曜日

「ミ・マ」


ミ・マ

タイ、ラオスの北部国境地帯に居住する山岳民族であるアカ族に伝わる男性の精霊。アカ族の村の入口の門は「ニューム・マ・パオ・ラゴ」といい、この門には男性の精霊「ミ・マ」と女性の精霊「ニューム・マ」が宿っているという。門に宿っているミ・マとニューム・マは、悪霊と疫病から村人を守っているのだという。アカ族には他にも、村の両端に「ラオ・カ」という、やはり男女の精霊が宿っていて、村の中に悪霊が侵入して来るのを防ぐ門がある。

出典:
幻想世界神話辞典

作者ひとこと:
ミ・マのデザインは、村の入口の門に宿っている目に見えないセキュリティーロボというイメージで描いてみました。

2021年10月17日日曜日

「チャヌム」


チャヌム

チャヌム ミャンマー北部のカチン州及びシャン州北部に居住するカチン族の世界創世神話に登場する男性の精霊。チャヌムは、彼の妻で兄弟でもある女性の精霊「ウォイシュン」と共に、天の女の精霊「シクソープ」と大地の男の精霊「クリプクロープ」の夫婦の間から生まれた。カチン族の世界創世神話によると、世界の始まりの時には、霧の塊が幾つも漂っていた。次に「中つ国(天穹の事だと考えられる)」が生成された。そして最後に神の力によって大地が固まった。大地には、ありとあらゆる精霊達が住んでいたが、長年の経つ間に精霊達は姿を消してしまった。そこで登場したのが、女で天の精霊である「シクソープ」と、男で大地の精霊である「クリプクロープ」である。シクソープとクリプクロープの二人は「チャヌム」と「ウォイシュン」という精霊を生んだ。そして、このチャヌムとウォイシュンの二人から天地の万物や、大地や空気や水の精霊達、家庭や作物の精霊達、病気の精霊達が生まれた。更に、チャヌムとウォイシュンは、「ゴーンワマガム」という精霊も生んだ。ゴーンワマガムは槌で大地を美しく作り替え、大地に人間達が住めるようにした。このゴーンワマガムが住んでいたとされる「マジョイシングラプム」という山はカチン族の故郷だともされている。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
チャヌムのデザインは、仏教などに登場する阿修羅の様な姿の精霊に描きました。

2021年10月16日土曜日

「ウォイシュン」


ウォイシュン

ミャンマー北部のカチン州及びシャン州北部に居住するカチン族の世界創世神話に登場する女性の精霊。ウォイシュンは、彼女の夫で兄弟でもある男性の精霊「チャヌム」と共に、天の女の精霊「シクソープ」と大地の男の精霊「クリプクロープ」の夫婦の間から生まれた。カチン族の世界創世神話によると、世界の始まりの時には、霧の塊が幾つも漂っていた。次に「中つ国(天穹の事だと考えられる)」が生成された。そして最後に神の力によって大地が固まった。大地には、ありとあらゆる精霊達が住んでいたが、長年の経つ間に精霊達は姿を消してしまった。そこで登場したのが、女で天の精霊である「シクソープ」と、男で大地の精霊である「クリプクロープ」である。シクソープとクリプクロープの二人は「チャヌム」と「ウォイシュン」という精霊を生んだ。そして、このチャヌムとウォイシュンの二人から天地の万物や、大地や空気や水の精霊達、家庭や作物の精霊達、病気の精霊達が生まれた。更に、チャヌムとウォイシュンは、「ゴーンワマガム」という精霊も生んだ。ゴーンワマガムは槌で大地を美しく作り替え、大地に人間達が住めるようにした。このゴーンワマガムが住んでいたとされる「マジョイシングラプム」という山はカチン族の故郷だともされている。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
ウォイシュンのデザインは、天地の万物や様々な精霊を生んだ、精霊というよりかは、女神の様なイメージで描きました。

2021年10月15日金曜日

「クリプクロープ」


クリプクロープ

ミャンマー北部のカチン州及びシャン州北部に居住するカチン族の世界創世神話に登場する大地の男精霊。カチン族の世界創世神話によると、世界の始まりの時には、霧の塊が幾つも漂っていた。次に「中つ国(天穹の事だと考えられる)」が生成された。そして最後に神の力によって大地が固まった。大地には、ありとあらゆる精霊達が住んでいたが、長年の経つ間に精霊達は姿を消してしまった。そこで登場したのが、女で天の精霊である「シクソープ」と、男で大地の精霊である「クリプクロープ」である。シクソープとクリプクロープの二人は「チャヌム」と「ウォイシュン」という精霊を生んだ。そして、このチャヌムとウォイシュンの二人から天地の万物や、大地や空気や水の精霊達、家庭や作物の精霊達、病気の精霊達が生まれた。更に、チャヌムとウォイシュンは、「ゴーンワマガム」という精霊も生んだ。ゴーンワマガムは槌で大地を美しく作り替え、大地に人間達が住めるようにした。このゴーンワマガムが住んでいたとされる「マジョイシングラプム」という山はカチン族の故郷だともされている。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
クリプクロープのデザインは、この精霊が男性の大地の精霊であるという神話と、世界の創世の頃から存在するというイメージから、巨大な怪獣の様な姿に描きました。この精霊の背中だけで巨大な森林地帯になっているイメージです。

2021年10月14日木曜日

「シクソープ」


シクソープ

ミャンマー北部のカチン州及びシャン州北部に居住するカチン族の世界創世神話に登場する天の女精霊。カチン族の世界創世神話によると、世界の始まりの時には、霧の塊が幾つも漂っていた。次に「中つ国(天穹の事だと考えられる)」が生成された。そして最後に神の力によって大地が固まった。大地には、ありとあらゆる精霊達が住んでいたが、長年の経つ間に精霊達は姿を消してしまった。そこで登場したのが、女で天の精霊である「シクソープ」と、男で大地の精霊である「クリプクロープ」である。シクソープとクリプクロープの二人は「チャヌム」と「ウォイシュン」という精霊を生んだ。そして、このチャヌムとウォイシュンの二人から天地の万物や、大地や空気や水の精霊達、家庭や作物の精霊達、病気の精霊達が生まれた。更に、チャヌムとウォイシュンは、「ゴーンワマガム」という精霊も生んだ。ゴーンワマガムは槌で大地を美しく作り替え、大地に人間達が住めるようにした。このゴーンワマガムが住んでいたとされる「マジョイシングラプム」という山はカチン族の故郷だともされている。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
東洋神名事典(新紀元社)

作者ひとこと:
シクソープのデザインは、この精霊が天の女性の精霊とされているので、女神の様な天女の様な観音菩薩の様な姿の女性の精霊に描きました。精霊であり、世界の創世の頃からいる女神の様なイメージもあります。

2021年10月13日水曜日

「ティパカ」


ティパカ

タイの神話や伝承に登場する神秘的な力を持つ魔法の馬。ティパカは最も美しい馬とされ、時にはギリシャ神話に登場する「ペガサス」の様に、翼を持った姿で描かれる事もある。また、このティパカは最も速い馬とも言われており、目的地を告げた次の瞬間にはもう、その目的地に到着している程だったという。また、一説にはティパカは空を飛ぶ事も出来たとも言われている。このティパカはタイの伝説的な王「シソン(ソソン)」の持ち馬であったという。

出典:
神魔精妖名辞典
ピクシブ百科事典
世界の怪物・神獣事典(原書房)

作者ひとこと:
ティパカのデザインは、頭に豪華な冠を被った馬の姿に描きました。

2021年10月12日火曜日

「コン・トラム・ヌーオーク」


コン・トラム・ヌーオーク

タイに住むキン族(アンナン族)に伝わる怪物。コン・トラム・ヌーオークは巨大な水牛の姿をした怪物で、短時間の内に膨大な距離を、その足元にどんな深い谷や高い山があろうが関係なく安易に走り回る事が出来る。このコン・トラム・ヌーオークの毛を拾った人間は、このコン・トラム・ヌーオークの能力を享受して、足元がどうであろうとも走れるようになると言われている。

出典:
神魔精妖名辞典
ピクシブ百科事典
世界の怪物・神獣事典(原書房)

作者ひとこと:
コン・トラム・ヌーオークのデザインは、伝承通り巨大な水牛の姿の怪物に描きました。

2021年10月11日月曜日

「シンラップ」


シンラップ

ミャンマー神話における意地の悪い精霊達「ナット」の内の一種。ナット達には絶えず警戒が必要であり、ナット達に供物や生贄を捧げる事によってナット達をなだめる事が必要だとされる。ナット達は主に森林地帯にいて、最高37人の首領が存在しており、その上にはナットの王がいるとされる。ナットには様々な集団があり、樹木に住むナットや、水田に住むナット、星に宿るナットなど多彩なナットが存在する。シンラップは、ミャンマー北部のカチン州及びシャン州北部に居住するカチン族に伝わるナットの一種で、シンラップは大気の精霊である。シンラップは他の意地の悪いナット達とは異なり、善良なナットであるという。またシンラップは知恵の精霊でもあり、シンラップに帰依する者には洞察力が与えられるとされている。なお、ナットは意地の悪い精霊とされる以外にも、不幸や病気や破壊をもたらす悪霊とされたり、守護精霊とされる事もある。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション

作者ひとこと:
シンラップのデザインは、空中に浮かんでいる四つの目を持った精霊の姿に描きました。

2021年10月10日日曜日

「シッタ」


シッタ

ミャンマー神話における意地の悪い精霊達「ナット」の内の一種。ナット達には絶えず警戒が必要であり、ナット達に供物や生贄を捧げる事によってナット達をなだめる事が必要だとされる。ナット達は主に森林地帯にいて、最高37人の首領が存在しており、その上にはナットの王がいるとされる。ナットには様々な集団があり、樹木に住むナットや、水田に住むナット、星に宿るナットなど多彩なナットが存在する。シッタは、ミャンマー北部のカチン州及びシャン州北部に居住するカチン族に伝わるナットの一種で、シッタは空中に住むナットの一種である。シッタは月の精霊であるともされ、他の意地の悪いナット達とは異なり、シッタは良い精霊であるという(善なる月の悪魔ともされる)。なお、ナットは意地の悪い精霊とされる以外にも、不幸や病気や破壊をもたらす悪霊とされたり、守護精霊とされる事もある。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション

作者ひとこと:
シッタのデザインは、シッタが月の精霊とされているので、月から宇宙をイメージし、宇宙人のグレイの様な姿の精霊に描きました。

2021年10月9日土曜日

「ムボーン」


ムボーン

ミャンマー神話における意地の悪い精霊達「ナット」の内の一種。ナット達には絶えず警戒が必要であり、ナット達に供物や生贄を捧げる事によってナット達をなだめる事が必要だとされる。ナット達は主に森林地帯にいて、最高37人の首領が存在しており、その上にはナットの王がいるとされる。ナットには様々な集団があり、樹木に住むナットや、水田に住むナット、星に宿るナットなど多彩なナットが存在する。ムボーンは、ミャンマー北部のカチン州及びシャン州北部に居住するカチン族に伝わるナットの一種で、ムボーンは空中に住むナットの一種である。このムボーンは強い力を持つナットで、風の守護霊、または風の悪魔であるとされる。人々は収穫祭の間、ムボーンに供物を捧げてなだめるという。なお、ナットは意地の悪い精霊とされる以外にも、不幸や病気や破壊をもたらす悪霊とされたり、守護精霊とされる事もある。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション
幻想世界神話辞典

作者ひとこと:
ムボーンのデザインは、二本脚の爬虫類の様な姿の怪物に描きました。イメージとしては人々にとって善い事も悪い事もする風を司る龍というイメージです。

2021年10月8日金曜日

「ムー」


ムー

ミャンマー神話における意地の悪い精霊達「ナット」の内の一種。ナット達には絶えず警戒が必要であり、ナット達に供物や生贄を捧げる事によってナット達をなだめる事が必要だとされる。ナット達は主に森林地帯にいて、最高37人の首領が存在しており、その上にはナットの王がいるとされる。ナットには様々な集団があり、樹木に住むナットや、水田に住むナット、星に宿るナットなど多彩なナットが存在する。ムーは、ミャンマー北部のカチン州及びシャン州北部に居住するカチン族に伝わるナットの一種で、ムーは空中に住むナットの一種である。なお、ナットは意地の悪い精霊とされる以外にも、不幸や病気や破壊をもたらす悪霊とされたり、守護精霊とされる事もある。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション

作者ひとこと:
ムーのデザインは、足が蹄になっている精霊の姿に描きました。この足で空中を自由に走り回っているイメージです。

2021年10月7日木曜日

明日から東南アジア編(2)スタート【お知らせ】

2021年6月29日火曜日
「溝澗死鬼」

2021年10月6日水曜日
「噉屎尿鬼」


「幻獣編」「シベリア周辺の地域編」「日本編」「中国編」「オセアニア編」「北米編」「中国編(2)」「悪魔・堕天使編」「日本編(2)」「インド・中国編」「オセアニア偏(2)」「日本編(3)」「仏教編」「中国編(3)」「東南アジア編」「日本編(4)」「仏教編(2)」の17シリーズが終了し、明日からは18シリーズ目の「東南アジア編(2)」が始まります。約100日(約3ヶ月)かけて、全100体を紹介していきます。


お楽しみに。 by ワンタ

2021年10月6日水曜日

「噉屎尿鬼」


噉屎尿鬼(カンシニョウキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく(古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛城(しゃえいじょう)」の事))の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん(コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事))において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。噉屎尿鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。噉屎尿鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。噉屎尿鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「噉(タン、ダン)」という字は「くう。くらう。がつがつと食べる。勢いよくたべる」「くらわす。食わせる。食べさせる」という意味の字である。また「屎尿(シニョウ)」とは「大便と小便。排泄物。糞尿」という意味である。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
漢字辞典オンライン
コトバンク

作者ひとこと:
噉屎尿鬼のデザインは、人間の屎尿を食べる餓鬼の様な姿の妖怪に描きました。

2021年10月5日火曜日

「客忤魅鬼」


客忤魅鬼(カクキョミキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく(古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛城(しゃえいじょう)」の事))の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん(コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事))において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。客忤魅鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。客忤魅鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。客忤魅鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「客(キャク、カク)」という字は「まろうど。別の所から訪ねてきた人。招かれてきた人」「商売の相手となるお金を払う人」「旅。旅をする人」「過去の。過ぎ去った」という意味の字である。また、「忤(ゴ)」という字は「さからう。もとる。そむく」という意味の字である。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
漢字辞典オンライン

作者ひとこと:
客忤魅鬼のデザインは、人間の目には見えないが、あちらこちらに多数漂っている悪性の精霊というイメージで描きました。

2021年10月4日月曜日

「逢忤魅鬼」


逢忤魅鬼(オウキョミキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく(古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛城(しゃえいじょう)」の事))の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん(コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事))において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。逢忤魅鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。逢忤魅鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。逢忤魅鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「逢(ホウ)」という字は「会う。出会う。思いがけなく会う」「迎える。出迎える」「意を迎える。相手の気持ちに合わせる」「大きい」「ゆたか」という意味の字である。また、「忤(ゴ)」という字は「さからう。もとる。そむく」という意味の字である。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
漢字辞典オンライン

作者ひとこと:
逢忤魅鬼のデザインは、人間の目には見えないが、あちらこちらに多数漂っている悪霊というイメージで描きました。

2021年10月3日日曜日

「軍営鬼」


軍営鬼(グンエイキ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく(古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛城(しゃえいじょう)」の事))の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん(コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事))において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。軍営鬼も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。軍営鬼は、水中に棲む精魅鬼の内に入っている鬼神である。軍営鬼の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「軍営(グンエイ)」とは「軍隊の駐屯している所。陣営。営所。兵営」「中世、将軍のこと」という意味である。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
コトバンク

作者ひとこと:
軍営鬼のデザインは、水中に棲む大蛇か、巨大なミミズの様な姿をした怪物に描きました。

2021年10月2日土曜日

「相拘牽山精」


相拘牽山精(ソウクケンサンショウ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく(古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛城(しゃえいじょう)」の事))の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん(コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事))において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。相拘牽山精も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。相拘牽山精は、山・渓谷に棲む山精の内に入っている山精である。相拘牽山精の性質は記されていないが、名前がそのまま、この山精の行動や容姿を表すのだろう。「相(ソウ、ショウ)」という字は「見る。よく見る。くわしく見る。うらなう」「かたち。ありさま。すがた。様子」「たすけ。たすける。補佐する」「あい。互いに。ともに。こもごも。かわるがわる」という意味の字である。また「拘(コウ)」という字は「とらえる。とどめる。つかまえてとどめておく」「かかわる。こだわる。関係する。また、気持ちがとらわれる」という意味の字である。また「牽(ケン)」という字は「ひく。ひっぱる。引きつける」「とらわれる。つながれる。自由を失う」「引き連れる。率いる」という意味の字である。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
漢字辞典オンライン

作者ひとこと:
相拘牽山精のデザインは、いつもは木の幹など山中の景色に溶け込む様に擬態しており、近くに獲物が来ると手でその獲物を引っ張って捕らえて食べてしまう鬼の様な姿の妖怪に描きました。

2021年10月1日金曜日

「火殃山精」


火殃山精(カオウサンショウ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく(古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛城(しゃえいじょう)」の事))の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん(コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事))において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。火殃山精も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。火殃山精は、山・渓谷に棲む山精の内に入っている山精である。火殃山精の性質は記されていないが、名前がそのまま、この山精の行動や容姿を表すのだろう。「殃(オウ)」という字は「わざわい。災難。不幸」「わざわいする。傷つける。害をあたえる」という意味の字である。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
漢字辞典オンライン

作者ひとこと:
火殃山精のデザインは、体から火が噴き出している鷹の様な姿の怪鳥に描きました。イラストの火殃山精は、いつもは山中に棲んでおり、時折人里に飛来して家の屋根などに火を付けて火事を起こすイメージです。