自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2021年10月10日日曜日

「シッタ」


シッタ

ミャンマー神話における意地の悪い精霊達「ナット」の内の一種。ナット達には絶えず警戒が必要であり、ナット達に供物や生贄を捧げる事によってナット達をなだめる事が必要だとされる。ナット達は主に森林地帯にいて、最高37人の首領が存在しており、その上にはナットの王がいるとされる。ナットには様々な集団があり、樹木に住むナットや、水田に住むナット、星に宿るナットなど多彩なナットが存在する。シッタは、ミャンマー北部のカチン州及びシャン州北部に居住するカチン族に伝わるナットの一種で、シッタは空中に住むナットの一種である。シッタは月の精霊であるともされ、他の意地の悪いナット達とは異なり、シッタは良い精霊であるという(善なる月の悪魔ともされる)。なお、ナットは意地の悪い精霊とされる以外にも、不幸や病気や破壊をもたらす悪霊とされたり、守護精霊とされる事もある。

出典:
神魔精妖名辞典
神様コレクション

作者ひとこと:
シッタのデザインは、シッタが月の精霊とされているので、月から宇宙をイメージし、宇宙人のグレイの様な姿の精霊に描きました。

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