自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2020年6月30日火曜日

「撾杖」



撾杖(タジョウ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。撾杖も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。撾杖は体内の中でも、髀(大腿部)にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
撾杖のデザインは、背中の部分が大きな目と大きな口を持った人面になっている甲虫姿の怪虫に描きました。

2020年6月29日月曜日

「流下」



流下(リュウカ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。流下も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。流下は体内の中でも、尻にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
流下のデザインは、六本足が生えている真っ黒な体と、嘴の付いた仮面の様な頭という姿の怪虫に描きました。

2020年6月28日日曜日

「破壊」



破壊(ハカイ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。破壊も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。破壊は体内の中でも、髄(骨の中心にある柔らかい組織)にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
漢字辞典オンライン

作者ひとこと:
破壊のデザインは、直立したキノコの様な姿の怪虫に描きました。破壊も有害な虫の一種である為、キノコといっても毒キノコの方であり、この虫も有毒であるイメージです。

2020年6月27日土曜日

「鍼ケイ」



鍼ケイ(シンケイ)(「ケイ」の字は「口」+「隽」)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。鍼ケイも、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。鍼ケイは体内の中でも、くるぶしにいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
鍼ケイのデザインは、球形の体に六本の足と黒い触覚を持った怪虫の姿に描きました。

2020年6月26日金曜日

「燋然」



燋然(ショウネン)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。燋然も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。燋然は体内の中でも、足にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
燋然のデザインは、スライムの様な半液体状の不定形な姿の怪虫に描きました。

2020年6月25日木曜日

「耗擾」



耗擾(モウジョウ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。耗擾も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。耗擾は体内の中でも、脳表にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
耗擾のデザインは、六枚の羽を生やした怪虫の姿に描きました。

2020年6月24日水曜日

「識味」



識味(シキミ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。識味も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。識味は体内の中でも、耳にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
識味のデザインは、四本の長い脚と二本の短い脚を持った小さな怪虫の姿に描きました。長い四本の脚を足として使い、短い二本の脚を手として使っているイメージです。

2020年6月23日火曜日

「重舐」



重舐(ジュウシ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。重舐も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。重舐は体内の中でも、髪根にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
重舐のデザインは、沢山の小さな怪虫が集まった様な姿に描きました。沢山集まった小さな怪虫が、一匹の大きな怪虫の様に行動するイメージです。

2020年6月22日月曜日

「重舐」



重舐(ジュウシ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。重舐も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。重舐は体内の中でも、眼にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
重舐のデザインは、真ん丸な球形の体の怪虫の姿に描きました。

2020年6月21日日曜日

「憒乱」



憒乱(ガイラン)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。憒乱も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。憒乱は体内の中でも、脳表にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
憒乱のデザインは、背中に田螺の様な巻き貝を付けた、8本脚の怪虫の姿に描きました。

2020年6月20日土曜日

「筋目」



筋目(キンモク)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。筋目も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。筋目は体内の中でも、糞中にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
筋目のデザインは、頭に鶏の鶏冠の様な触覚が生えている芋虫型の怪虫の姿に描きました。

2020年6月19日金曜日

「太息」



太息(タイソク)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。太息も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。太息は体内の中でも、熟蔵(下腹部の腸あたり)にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
太息のデザインは、目の無い蛇の様な、蚯蚓の様な姿の怪虫に描きました。

2020年6月18日木曜日

「捽滅」



捽滅(ソツメツ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。捽滅も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。捽滅は体内の中でも、歯根にいるとされる。捽滅は別写本の方の名称で、大正大蔵経本文では「捽搣」という名称、読み方は「ソツベツ」だろうか。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
漢字辞典オンライン

作者ひとこと:
捽滅のデザインは、太くて短い体の蛇の様な姿の怪虫に描きました。

2020年6月17日水曜日

「不覚」



不覚(フカク)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。不覚も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。不覚は体内の中でも、胞にいるとされる。「胞(ホウ)」というのは、「胎児を包む膜」「母の胎内」「胎盤。胞衣(エナ)」の意味である。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
コトバンク

作者ひとこと:
不覚のデザインは、細長いハモか鰻の様な姿で、六本脚と羽が生えた怪虫に描きました。

2020年6月16日火曜日

「現傷」



現傷(ゲンショウ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。現傷も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。現傷は体内の中でも、膝にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
現傷のデザインは、頭に触覚が生えている、蛇か蜥蜴の様な頭と胴体、尾、そしてカブトムシの様な六本の脚を持った姿の怪虫に描きました。

2020年6月15日月曜日

「凶暴」



凶暴(キョウボウ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。凶暴も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。凶暴は体内の中でも、歯中にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
凶暴のデザインは、蛭の様な、ナメクジの様な、平べったい、ヌメッとした体の、六本脚の怪虫の姿に描きました。

2020年6月14日日曜日

「復肥」



復肥(フクヒ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。復肥も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。復肥は体内の中でも、鼻にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
復肥のデザインは、凶暴そうな顔つきをした芋虫型の怪虫の姿に描きました。

2020年6月13日土曜日

「復赤」



復赤(フクセキ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。復赤も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。復赤は体内の中でも、耳根にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
復赤のデザインは、宝珠の様な体をした怪虫の姿に描きました。両方の後ろ脚が太く長くなっており、この両脚を丁度、人間の腕の様に使っているイメージです。

2020年6月12日金曜日

「舌舐」



舌舐(ゼツシ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。舌舐も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。舌舐は体内の中でも、髪根にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
舌舐のデザインは、ハサミムシの様な姿をした怪虫に描きました。両手はハサミの様になっており、尾の先も毒針になっており、蠍の様になっています。

2020年6月11日木曜日

「動搖」



動搖(ドウヨウ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。動搖も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。動搖は体内の中でも、口にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
動搖のデザインは、植物の種の様な、楽器の琵琶の様な形をした怪虫に描きました。また「アブラムシ」も姿のイメージに取り入れています。

2020年6月10日水曜日

「悪弊」



悪弊(アクヘイ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。悪弊も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。悪弊は体内の中でも、歯中にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
悪弊のデザインは、老人の様な顔をしたナメクジの様な、アメフラシの様な、ウミウシの様な姿の怪虫に描きました。頭頂部からは、多数の人間の手の様な形をしたした触手が生えています。

2020年6月9日火曜日

「毀害」



毀害(キガイ)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。毀害も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。毀害は体内の中でも、頭にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
毀害のデザインは、8本脚の怪虫の姿に描きました。姿として、深海に生息する「クマナマコ」や、カンブリア紀に生息していた「ハルキゲニア」の姿を元にして描いてみました。

2020年6月8日月曜日

「喘息」



喘息(ゼンソク)

顕教仏教経典「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。喘息も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。喘息は体内の中でも、歯根にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
喘息のデザインは、魔物の様な顔をした芋虫型の怪虫の姿に描きました。沢山ある脚に生えた爪でしがみついて、大きな口で、歯根やその周辺をあちこち噛み付いて悪さをするイメージです。

2020年6月7日日曜日

「来往」



来往(ライオウ)

顕教仏教経典の「修行道地経」の集散品第一では、体内には様々な有害な虫がいるとされている。来往も、その様な体内にいるとされている有害な虫の内の一種である。来往は体内の中でも、上断(喉辺り?)にいるとされる。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
来往のデザインは、鼻先が鋭利に尖り、尾の先には蜂の様に針が生えた芋虫型の怪虫に描きました。体は芋虫の様に柔らかい感じではなく、海老の様に殻に覆われているイメージです。

2020年6月6日土曜日

「広大山精」



広大山精(コウダイサンショウ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。広大山精も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。広大山精は、山・渓谷に棲む山精の内に入っている山精である。広大山精の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「広大(コウダイ)」とは「広く大きいこと。また、そのさま」を意味する。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
コトバンク

作者ひとこと:
広大山精のデザインは、巨大な頭の老人の様な姿の山精に描きました。手には杖を持っています。

2020年6月5日金曜日

「高大山精」



高大山精(コウダイサンショウ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。高大山精も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。高大山精は、山・渓谷に棲む山精の内に入っている山精である。高大山精の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。「高大(コウダイ)」とは「高くて大きいこと。また、そのさま」「抜きん出て(大層)すぐれていること。また、そのさま」「大げさで、ぎょうぎょうしいこと。また、そのさま」を意味する。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典
コトバンク

作者ひとこと:
高大山精のデザインは、頭頂部に第三の目があり、口の中に二本の長い牙を持った、肥満体の怪物の様な姿の山精に描きました。「高大」という事なので、その身長は巨大であるイメージです。

2020年6月4日木曜日

「三脚山精」



三脚山精(サンキャクサンショウ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。三脚山精も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。三脚山精は、山・渓谷に棲む山精の内に入っている山精である。三脚山精の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
三脚山精のデザインは、鳥の様な三本の脚を持った一つ目の山精の姿に描きました。体は鱗に覆われています。

2020年6月3日水曜日

「人頭山精」



人頭山精(ニンズサンショウ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。人頭山精も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。人頭山精は、山・渓谷に棲む山精の内に入っている山精である。人頭山精の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
闘𠲜山精のデザインは、人の頭と山羊かカモシカのような体を持った姿の山精を描きました。頭には角が四本、胴体にも三本の角を持ち、体は虎の様な縞模様が付いています。

2020年6月2日火曜日

「闘𠲜山精」



闘𠲜山精(トウソウサンショウ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。闘𠲜山精も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。闘𠲜山精は、山・渓谷に棲む山精の内に入っている山精である。闘𠲜山精の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
闘𠲜山精のデザインは、植物の若芽や根が生えている球状の魂か精霊の様な姿の山精に描きました。

2020年6月1日月曜日

「両頭共身山精」



両頭共身山精(リョウズグシンサンショウ)

密教仏教経典の「仏説灌頂七万二千神王護比丘呪経」の巻第八では、舎衛国(しゃえいこく※古代インドのコーサラ国にあった首都「舎衛兵城(しゃえいじょう)の事)の祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん※コーサラ国の首都「舎衛城」にあった寺院「祇園精舎」の事)において仏陀が、人々を悩ませ害する鬼神の威力を除く為に、「摩尼羅亶大神呪経」というお経の読み方を教えている。その経典の中には多くの鬼神達の名前が含まれており、この経典の中の鬼神の名前を呼べば、名前を呼ばれた鬼神達は人々を害する事が出来なくなるという。両頭共身山精も、この経典の中に名前が記されている人々を悩ませ害する鬼神達の内の一つである。両頭共身山精は、山・渓谷に棲む山精の内に入っている山精である。両頭共身山精の性質は記されていないが、名前がそのまま、この鬼神の行動や容姿を表すのだろう。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典

作者ひとこと:
両頭共身山精のデザインは、二つの頭を持った羊の姿の山精を描きました。山精なので、体のあちこちから草や花が生えている感じに描いてみました。