自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2023年3月28日火曜日

「小豆よなげ」


小豆よなげ(アズキヨナゲ)

夜中に川原のほうから、ざっくんざっくんという音が聴こえてくる事があり、「小豆よなげが出た」などといわれている。音が聴こえて来るだけで、見に行ったりしても何もいないという。埼玉県皆野町などに伝わる。「よなぎ」は、川で水を使って小豆と泥などを選り分けることだという。聴こえる音については「しゃっ、しゃっ」という音だとも語られている。埼玉県越生町にも「小豆よなげ」という場所があり、おなじように音がすると語られてもいる。

出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)

作者ひとこと:
小豆よなげのデザインは、小豆の入った笊を持った、毛むくじゃらの妖怪の姿に描きました。

0 件のコメント:

コメントを投稿