自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2017年9月14日木曜日

「句芒(コウボウ)」



句芒(コウボウ)

中国神話に登場する神。「三皇(サンコウ)」の一人
「伏羲(フッキ)」の補佐として東方を治めたため、
句芒は木や春を治める神でもある。
その姿は「山海経(センガイキョウ)」によると
人頭鳥身で、二頭の龍に乗っているという。
また、春の神としての句芒は、手に円を描くための
「ぶんまわし(一種のコンパス)」を持っている。
かつて秦の「穆公(ボクコウ)」の前に現れたときは、
四角形の人間の頭と白い服を着た鳥の身体という
姿をしていた。西方の神「蓐収(ジョクシュウ)」
とは兄弟に当たり、また「五帝(ゴテイ)」の一人
「少昊(ショウコウ)」の子である。

付注:
五行思想によると東は「木」と「春」、南は「火」と「夏」、
西は「金」と「秋」、北は「水」と「冬」、中央は「土」を表す。

出典:
フランボワイヤン・ワールド

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