自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2021年11月15日月曜日

「ハントゥ・ポットンパラ」


ハントゥ・ポットンパラ(ハントゥ・ポットンバラ)

インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島に伝わる「ハントゥ(霊魂、精霊、妖怪に相当する霊的存在)」の内の一種。ハントゥ・ポットンパラという名前は「首切りお化け」という意味である。ハントゥ・ポットンパラはサラピ山、スントポン山といった高い山に棲んでいるが、スコールになると村に下りてきて人間に取り憑く。ハントゥ・ポットンパラに取り憑かれると頭に激しい痛みを感じる。ハントゥ・ポットンパラに取り憑かれた人間を普通の人間が見ても、その見た目は変わらないが、祈祷師など霊的な存在が見える者が、取り憑かれた人間を見ると、その人間は頭が消えた状態に見えるという。

出典:
ピクシブ百科事典(「マレーシアの妖怪」のページ)
神魔精妖名辞典

作者ひとこと:
ハントゥ・ポットンパラのデザインは、8本足の怪物の姿に描きました。イラストのハントゥ・ポットンパラは、普通の人間の目には見えないというイメージです。

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