自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2024年10月16日水曜日

「オクポ」


オクポ(おくぽ)

埼玉県日高市などでいわれる。このオクポは、暗い大木に寝泊まりしていて、暮れ方になると鳴くという。子供が泣き止まなかったりすると「オクポが来る」といって大人たちはおどかしていた。また、「オクポが聖天院で鳴くと人が死ぬ」とか「オクポが向山で鳴くと晴れになり、いいことがある」ともいわれていた。「おくぽ」というのは木菟(ミミズク)などの鳴き声を示すことばで、「オークポオークポ」などと用いられている。

出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)
【妖怪図鑑】新版TYZ

作者ひとこと:
オクポのデザインは、頭に角や耳を生やしている、木菟や梟の様な姿の怪鳥に描きました。

0 件のコメント:

コメントを投稿