自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2018年9月18日火曜日

「ベレト」



ベレト<ビレト、ビュレト、ベレス、ビレット>

古代イスラエル王国の第三代王「ソロモン」が封印した72体の悪魔の一体。72体の中の序列13番目。85の軍団を率いる、地獄の王。召喚されると、楽器を鳴り響かせた音楽隊を引き連れ、ベレトは青白い馬に跨り現れる。召喚された時点で、ベレトは既に激怒しており、召喚者はベレトの怒りを免れる為に、榛(ハシバミ)の枝で南東の方角に向かって、正確な三角形の結界を描き、召喚儀式に従って、ベレトにその結界に入る様、命じなければならない。それでも従わない時には、恐れずに召喚者との契約を強調する事で、漸くベレトは結界に入り要求に従う。ベレトに命令する際には、絶対に王者に対する礼儀を欠いてはならず、また、召喚者は常に左手の中指に護符となる銀の指輪をはめて、相手のベレトの顔に向け、示し続けなければならない。ベレトは召喚者に命じられると、召喚者が飽きるまで男女問わず、その愛を掻き立て続ける事が出来る。ベレトは「ベリアル」「アスモデウス」「ガープ」と共に、ソロモンが封じた72体の悪魔達の首領であった。ベレトは、かつて能天使であった。

出典:
Wikipedia
図説 天使悪魔辞典(幻冬舎)

作者ひとこと:
ベレトのデザインは、王冠を被った王の姿をした悪魔に描きました。大声で激怒しているイメージです。

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