曹国舅(ソウコッキュウ)
中国の仙人で八仙の一人。手に持っている法器「暗八仙」は雲陽板。北宋の仁宗の后の弟であるため、国舅(天子の外戚の呼称)と呼ばれる。彼は、弟の曹景植が姉の権力を笠に着て悪事を働くのを見かねて、山中に隠遁し修行をし始めた。修行をしている曹国舅の所に「鍾離権(ショウリケン)」と「呂洞賓(リョドウヒン)」がやって来て「何の修行をしているのか」と訊かれ、道の修行だと言った。「では、その道は何処にあるのか」と笑いながら訊かれると、黙って天を指した。「その天は何処にあるのか」と畳み掛けられると、自分の心を指した。すると二人は大いに笑って「心は即ち天、天は即ち道である。お前は既に道が何であるかを知っている」と言い、曹国舅を神仙の仲間に加えた。曹国舅は八仙の中では、一番最後に八仙に加わった。
出典:
フランボワイヤン・ワールド
Wikipedia
作者ひとこと:
曹国舅のデザインは、よく描かれている姿通りにしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿