邪魅(ジャミ)
江戸時代中期の画家・鳥山石燕(トリヤマセキエン)による妖怪画集「今昔画図続百鬼(コンジャクガズゾクヒャッキ)」に掲載されている中国の妖怪。解説文では「邪魅は魑魅(チミ)の類なり。妖邪(ヨウジャ)の悪気なるべし」とあり、人間を害する妖怪の総称、山林の悪気を起こして人間を害する妖怪、山神の一種などとして解釈されている。晋時代の中国の書「神仙伝(シンセンデン)」には、あらゆる病気の治療に長けた王遙(オウヨウ)という仙人が、魔物に魅入られた者に対し、地面に牢獄を描いて魔物を呼び出し、正体を現した魔物を牢獄に入れる事で、魔物に魅入られて病気になった者の病気を治した、とあるが、この魔物が邪魅と指摘されている。
出典:
Wikipedia
作者ひとこと:
邪魅のデザインは、凶暴な猛獣の様な姿の妖怪に描きました。
0 件のコメント:
コメントを投稿