自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2021年3月22日月曜日

「国之水分神」


国之水分神(クニノミクマリノカミ)

日本神話(「日本書紀」「古事記」の記紀神話)に登場する神。国之水分神は、「伊邪那岐命(イザナギノミコト)」と「伊邪那美命(イザナミノミコト)」の間に生まれた男女一対の神の「速秋津比古神(ハヤアキツヒコノカミ。男神)」と「速秋津比売神(ハヤアキツヒメノカミ。女神)」の間に生まれた神である。国之水分神は、同じく速秋津比古神と速秋津比売神の間から生まれた「天之水分神(アメノミクマリノカミ)」と対になっている。天之水分神、国之水分神のどちらの神の名前にもある「水分(ミクマリ)」は「水配り(みずくばり)」を意味しており、この「水分」の名前をもつ天之水分神、国之水分神は共に、水の均等な分配を司る神、分水嶺の神とされる。その為、天之水分神と国之水分神は、水源地や水路の分水点、水流の分岐点などに祀られる事が多い。また、水に関わる神という事で祈雨の神ともされ、更に田の神とされる事もある。また水源地に祀られる場合は山の神であるともされている。後の時代になると「ミクマリ」が「ミコモリ(御子守)」と解され、子供の守護神、子授け・安産の神としても信仰される様になった。国之水分神は地上の水の分配を司る神である。

出典:
Wikipedia
コトバンク
神魔精妖名辞典
図解日本神話(新紀元社)
日本の神々完全ビジュアルガイド(KANZEN)

作者ひとこと:
国之水分神は、水に関わる神なので水神のイメージから蛇体の神に描きました。水を分配して田を潤し、稲を育てる感じで、体に苗を付けています。

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