自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2022年10月16日日曜日

「延維」


延維(エンイ)<委蛇(イイ)>

中国神話に登場する神の内の1柱。延維は「山海経(海内経)」や「荘子(達生篇)」などに登場する。延維は、人間の頭を二つ持ち蛇の身体という、双頭の人首蛇身の姿の神である。その身体の長さは「轅(ながえ)(馬車を引くための2本の棒)」程もあり、その身体は紫色で、頭は赤色(紅色)である。延維は、雷の音を特に苦手としていて、雷が鳴ると、延維は鎌首をもたげる。もしこの延維の姿を見た者が、その後に死せずにいれば、その者は天下に覇を唱える事が出来ると言われている。「荘子」には「斉の桓公(かんこう)が委蛇を見た。その後、桓公は春秋五覇の一人になった」とある。

出典:
ピクシブ百科事典
珍奇ノート

作者ひとこと:
延維のデザインは、頭に冠を被り、衣を身に纏った、双頭の人首蛇身の神の姿に描きました。

0 件のコメント:

コメントを投稿