自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2023年6月10日土曜日

「馬面な毒虫」


馬面な毒虫(ウマヅラナドクムシ)

茨城県大野村(現・鹿嶋市)の立原に伝わる。昔、馬が深い田んぼに落ちて死に、その霊がなったという毒虫。大量に発生して作物に大きな被害をもたらしたので、馬の霊を祀ったところ止んだという。一時期、祭礼をしなかったところ、毒虫が再び大発生したこともあったと語られている(「泣き祇園祭」)。6月15日の「泣き祇園」は、この馬の霊を悼むおまつりだと語られている。

出典:
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)

作者ひとこと:
馬面な毒虫のデザインは、馬の頭を持った芋虫の様な姿をした怪虫に描きました。

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