自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2024年8月12日月曜日

「とうかん火」


とうかん火(トウカンビ)<稲荷火>

狐火のこと。狐が起こすという怪火。提灯のような赤い火が飛んで見えたりする。千葉県などで呼ばれている。「とうか」は「稲荷(いなり)」の意味で狐を示していることば。千葉県佐倉市などでは、この「とうかん火」が、水田と川の間を飛ぶという。「とうかん火」は、気温の生ぬるい夜によく出たという。

出典:
瓶詰妖怪
日本怪異妖怪事典 関東(笠間書院)

作者ひとこと:
とうかん火のデザインは、飛び回る赤い怪火というイメージで描きました。イラストのとうかん火は、狐が古い骨に点した狐火という設定にしたので、下からその古い骨が覗いています。

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