ベラン・ケパパス
インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土であるボルネオ島に居住する先住民族であるダヤク族、イバン族に伝わる神の一柱。ベラン・ケパパスは人間を餌食にする神であり、そのため人々から恐れられている神である。しかし、度胸のある人間は餌食にはせず、その様な人間にベラン・ケパパスは勇気と財産を授けるという。また、ベラン・ケパパスは「ゲラシ・パパ」や「ガラウ・プラナン」という神と同一視されている。
出典:
幻想動物の事典
作者ひとこと:
ベラン・ケパパスのデザインは、密林の中の沼地や、密林の中を流れる川に現れる牛と鰐が合体した様な姿の人食いの神というイメージで描きました。
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