自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2018年8月19日日曜日

「藍采和(ランサイカ(サイワ))」



藍采和(ランサイカ(サイワ))

中国の仙人で八仙の一人。手に持っている法器「暗八仙」は花籠。少年や青年、女性と姿については様々な説がある。唐の時代の人物。いつも藍色の破れた服を着て、黒い木の皮を腰帯代わりに巻いていて、腰には墨で汚れた板や物乞いで得た銭を紐に通して引きずっていた。片足に穴の空いた靴を履き、もう片足は裸足であった。夏には上着の下に綿入れを重ね、猛暑の中、遊びまわっても汗をかかない。冬には服を脱いで薄着になり、雪の中を遊びまわるが吐く息は全く白くならず、雪の中で寝ても体から熱気や湯気が出ていた。彼は家も無く各地を転々としていて、町へ出ては大きな拍板(はくばん、パイバン。拍子木)を打ち鳴らし、歌い踊りながら町中を彷徨いていた。人々は面白がって、皆、彼の後をついてまわった。彼の歌は思い付くまま歌っているようで、実は仙道の教えが込められていた。しかし誰も、それに気付かなかった。彼の踊りに対して銭が投げられると、持っていく事もあれば、そのまま放っておく時もあった。持って帰っても、そのまま乞食にやったり、酒屋で一杯やったりした。彼は神出鬼没で現れたと思いきや、不意にいなくなったりした。何年経っても若々しく、子供の頃に彼を見た人が老人になっても、彼の姿は昔のままで変わっていなかった。ある時、彼が酒屋で飲んでいると、天から笙(ショウ。雅楽などで使う管楽器の一つ)の音が聞こえてきた。すると彼は、笙の音と共に舞い降りて来た鶴に乗り、そのまま昇天し雲間に消え失せた。それから後の彼の姿を見た者はいなかった。彼は昇天する時、身に付けていた物を振り落としていった。後から人々が落ちて来たそれらの物を見ると、それらは美しい玉になっていた。

出典:
フランボワイヤン・ワールド
Wikipedia

作者ひとこと:
藍采和のデザインは、よく描かれる記述通りの姿にしました。

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