𧌁䗤(ジョウヨウ)
古代中国の地理書「山海経(センガイキョウ)」の東山経に記されている怪蛇。𧌁䗤は、東山の独山(獨山とも)を流れて漢江に注ぐ、末塗水という川に多く生息している蛇である。𧌁䗤は、魚のヒレを持った蛇の様な姿をしており、この𧌁䗤の体色は黄色であった。この𧌁䗤は、川などの水中から出入りする際に、眩しい光を放つという。この𧌁䗤が国に現れると、その国は大旱魃に見舞われるという。
出典:
神魔精妖名辞典
幻想類書
山海経動物記
幻想世界の住人たちⅢ<中国編>(新紀元社)
よくわかる「世界のドラゴン」事典(廣済堂出版)
作者ひとこと:
𧌁䗤のデザインは、魚のヒレを持った蛇の姿に描きました。水中にいる事から、尾鰭も付けて、ウナギの姿もイメージしています。
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