自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2020年10月25日日曜日

「合窳」


合窳(ゴウユ)

古代中国の地理書「山海経(センガイキョウ)」の東山経に記されている怪獣。合窳は、東山の剡山という山に生息している獣である。合窳は、人間の頭と豚の様な獣の体(猪や、猪の子の様な獣の体という説もある)という姿をしており、その体の色は黄色で、尾は赤い色をしている。この合窳の鳴き声は、人間の赤ん坊が泣く様な声で鳴く。合窳は、虫や蛇、そして人間を食べる獣である。この合窳が現れると天下が洪水に見舞われるという。

出典:
幻想類書
山海経動物記
神魔精妖名辞典
幻想動物の事典
プロメテウス
幻想世界の住人たちⅢ<中国編>(新紀元社)

作者ひとこと:
合窳のデザインは、大きく裂けた口を持つ人間の頭を持った豚の姿に描きました。

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