雲霞獣(ウンカジュウ)
中国の明代に成立した小説「封神演義(ホウシンエンギ)」に登場する神獣。雲霞獣は「楊任(ヨウジン)」の乗騎を務める。楊任は元は殷の上大夫だったが、紂王(チュウオウ)に諫言(カンゲン)した為、両目をえぐられてしまう。そこを仙人の「清虚道徳真君(セイキョドウトクシンクン)」に助けられたのが縁で、清虚道徳真君の元で道術を修行する事となる。その楊任に清虚道徳真君が授けたのが雲霞獣だった。雲霞獣は四脚に彩雲を発生させながら空を飛ぶ。
出典:
封神演義大図鑑(光栄)
作者ひとこと:
雲霞獣のデザインは前足、後足から彩雲を発生させる三本角を持った大きな山羊の様な姿に描きました。
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