自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2019年9月4日水曜日

「六字明王」



六字明王(ロクジミョウオウ)

密教における尊格である明王の内の一体。明王でありながら菩薩の姿(菩薩形)で表される。頭が一つで六本の腕(一面六臂)を持った菩薩の姿で、頭に猿の頭部を表した冠「猿猴冠」を被り、左右の第一手を腹の前で「陰陽返閇印」という印を結び、残りの四つの手はそれぞれ、日輪、月輪、戟(ホコ)、剣を持っている。右足を上げて、左足で蓮華座の上に片足立ちする姿をしている。六字明王は六道を教化して衆生を救う「六観音」の修法である「六字経法」の本尊である。しかし、六字明王の像の形は六字経法関係の経典や密教の様々な諸尊の姿などを記述した経典「儀軌」類にはまったく六字明王の像の形は説かれず、古来よりこの明王の姿は典拠不明とされているが、陰陽道との交渉の中で生まれた事は間違いない。六字明王は元来、真言宗勧修寺流の六字経法においてのみ現れる仏尊で、この明王は調伏の本尊として信仰されていた。だが、平安時代末期の白河院(白河天皇)(1053~1129)の周辺では六字明王は息災延命の本尊とされ、熾烈に信仰されていた。

出典:
エソテリカ事典シリーズ(1)仏尊の事典(学研)

作者ひとこと:
六字明王のデザインは、六本の腕を持ち片足立ちした姿に描きました。

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