自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2021年4月26日月曜日

「ムラサ」


ムラサ

日本に伝わる怪異、または妖怪の一種。ムラサは、島根県隠岐郡都万村(現在の隠岐の島町)に伝わる海上に現れる怪異である。この地方では夜光虫が光る潮の事を「ニガシオ」と呼ぶが、その中に時折、丸く固まってボーっと光っているものがある。人々はそれを「ムラサ」と呼ぶ。この丸く固まってボーっと光っているムラサの上に船が乗り掛かると、ムラサはパッと散ってしまう。また、暗い夜に突如海が明るくなって、チカっと光る事があるが、これも「ムラサ」であると言う。この、暗い夜に突如海が明るくなって、チカっと光る事に遭遇したり目撃したりした人は、「ムラサに憑かれた」と言われ、このムラサに憑かれた人には、近々良くない事が起こるとされている。もし、ムラサに憑かれた時は、刀か包丁を竿の先につけて、艫の海面を左右に数回切るとよいとされている。

出典:
Wikipedia(「船幽霊」のページ)
妖怪邸・妖堂 日記帳
日本妖怪大事典(角川書店)

作者ひとこと:
ムラサのデザインは、仮面の様な頭と、丸く固まって集まっている沢山の光の玉からなる体の姿の妖怪に描きました。

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