自己紹介
このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。
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2019年9月29日日曜日
「カディカマラ」
カディカマラ
オーストラリアの先住民であるアボリジニに伝わる幻獣、または未確認動物。カディカマラは巨大な怪獣であるとされ、その体はサイより大きく、顔はクマの様で、唇は兎(ウサギ)の様に割れており、そこから前歯が二本突き出しているという姿をしている。また1800年代には、中央オーストラリアの砂漠地帯から帰って来る金鉱夫達の間で、3~4mの大兎を見たという風聞が伝わっており、これもカディカマラと関連付けられている。「UMA解体新書」實吉達郎・著(新紀元社)によると、1801年、フランスの探検隊がウェスタンオーストラリア州(西オーストラリア州)の西南ジオグラフィー湾から内陸にエントリーした。探検隊一行がアヴォン川に到着した時、メンバーの地質学者、シャルル・バリーが「デボーッ」という巨獣の咆哮を聞いたという。著者・實吉氏は70年代から、シャルル・バリーが聞いた咆哮の持ち主と、カディカマラを関連付けた記述を残している。
出典:
モモの缶詰
本当にいる世界の「未知生物」案内(笠倉出版社)
作者ひとこと:
カディカマラのデザインは、兎と熊が合体した様な、ずんぐりとした巨獣の姿に描きました。
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