上行菩薩(ジョウギョウボサツ)
仏教の法華経(ホケキョウ)の第15章にあたる従地湧出品(ジュウジユジュッポン)第十五の記述によれば、釈迦如来(シャカニョライ)が説法をしていた際に大地が割れ、そこから湧き出た無数の菩薩(この菩薩達を総称して「地湧の菩薩」)の筆頭である、4体の菩薩の内の一体。これらの菩薩達は釈迦亡き後の末法の世において、仏法を護持する者達である。また、この4菩薩は仏及び涅槃の境涯を表した語である「常楽我浄(ジョウラクガジョウ)」の4つにそれぞれ配当され、上行菩薩はその内、「我」を表す。また日蓮宗(法華宗)の宗祖・日蓮(ニチレン)は自らを上行菩薩の生まれ変わりと自覚して法華経の布教活動を行った。
出典:
Wikipedia
コトバンク
作者ひとこと:
上行菩薩のデザインは、厳しい表情の菩薩の姿に描きました。
0 件のコメント:
コメントを投稿