自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2020年2月15日土曜日

「夫須美大神」



夫須美大神(フスミノオオカミ)<熊野夫須美大神(クマノフスミノオオカミ)、熊野牟須美神(クマノムスミノカミ)>

日本において信仰される神の一柱で熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)で三社共通の祭神である、三柱の神々の内の一柱。特に、和歌山県新宮市新宮1にある神社、熊野速玉大社と、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある神社、熊野那智大社では主祭神である。熊野夫須美大神は伊邪那美神と同一視される。他にも熊野夫須美大神は、事解男命(コトサカノヲノミコト)の事であるとする説や、熊野夫須美大神は熊野久須毘命(クマノクスビノミコト)の事であるとする説もある。また、熊野夫須美大神の神名の「夫須美」とは「結(ムスビ)」に通じ、熊野夫須美大神は万物を生成、育む御神徳が高い神であるとされる。また神仏習合において、熊野夫須美大神の本地仏(神の正体とされる仏)は千手観音であるとされる。

出典:
Wikipedia(「熊野権現」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」のページ)
週刊 日本の神社 第3号「熊野三山」(デアゴスティーニ・ジャパン)

作者ひとこと:
夫須美大神のデザインは、夫須美大神と同一視される伊邪那美神の黄泉国での姿のイメージも入れつつ、描きました。

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