自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2021年3月19日金曜日

「意富斗能地神」


意富斗能地神(オオトノヂノカミ)<大戸之道尊(オオトノヂノミコト)、大戸摩彦尊(オオトマヒコノミコト)、大富道尊(オオトマヂノミコト)、大苫彦尊(オオトマヒコノミコト)>

日本神話(「日本書紀」「古事記」の記紀神話)に登場する神。意富斗能地神は、世界が天と地に分かれた後に次々と現れた神々である「神世七代(かみよななよ)」の内の一柱で、意富斗能地神は、大斗乃弁神(オオトノベノカミ)と一対で神世七代の第五代の神である。意富斗能地神は男神で兄、大斗乃弁神は女神で妹である。意富斗能地神という名前の「地」は「男性」、大斗乃弁神という名前の「弁」は「女性」という意味である。また、意富斗能地神・大斗乃弁神の両方の名前にある「斗(ト)」は、性器の象徴であるとする説もある。また、この意富斗能地神と大斗乃弁神の両神は、固まっていなかった大地が完全に凝固した状態を神格化した神々であるとも考えられている。また、意富斗能地神という名前の「意富」は「大」で美称、「斗」は「門・戸」で集落の狭い通路、「能」は格助詞、「地」は「父親」で男性の親称と解し、この神の名義は「偉大な門口にいる父親」と考えられ、元々は集落の狭い通路にいて、人々から祀られてきた防壁の守護神であったのではないか、という説もある。

出典:
Wikipedia
図解日本神話(新紀元社)
日本の神々 完全ビジュアルガイド(KANZEN)

作者ひとこと:
意富斗能地神のデザインは、大きな一つ目を持った巨大な怪物の様な姿の神に描きました。体は土で出来ているイメージです。

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