耳塚(ミミヅカ)
日本にある、戦死者の耳や鼻を弔ったとされる塚である。「鼻塚(ハナヅカ)」ともいう。昔、戦で敵兵を討ち取った証拠として首の代わりに切り取った耳を埋めた塚である。日本全国に耳塚と呼ばれるものは多数存在する。戦国時代までの武士は戦功の証として、高級将校は死体の首をとって検分し、その首は首塚で供養していたが、一揆(兵農分離前の農民軍)や足軽など身分の低い者は鼻や耳でその数を証した。切捨御免など戦功とならない殺人は検分や供養をしない為、打捨と呼ばれていた。また、耳を患っている人が耳塚に祈願を込めると効験があるなどと言われていた。
出典:
Wikipedia
コトバンク
作者ひとこと:
耳塚のデザインは、頭が耳になっている姿の神か精霊の様に描きました。このデザインの耳塚の精霊は、耳を患っている人の病を取り除いてくれる耳塚の精霊の姿をイメージして描きました。
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