自己紹介
このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。
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2020年4月19日日曜日
「縄筋」
縄筋(ナワスジ)<ナオ筋>
香川県坂出市や兵庫県に伝わる怪異、または民間信仰の一つ。悪魔や化け物の通路とされる道のことで、先が見えないほど細長い一本道とされ、このような場所に家を建てると凶事があるといわれる。同様に岡山県岡山市東河原、西河原、赤磐郡赤坂町(現在の赤磐市)では魔物の通り道とされる場所を「ナメラ筋」「ナマムメ筋」「魔物筋(まものすじ)」などと呼び、家を新築する際にそうした場所を避けるよう十分気を配る風習がある。また兵庫県佐用郡では、縄筋で転ぶと病気になるといわれ、縄筋に近づくことを避けるという。1939年(昭和14年)ごろ香川県の川津村(現在の坂出市)で、縄筋に宿直室が建てられ、そこに五人の職員たちが交代で泊まることになったが、真夜中、寝ている最中に何者かに胸を締めつけられた。苦痛で目を覚ますと、黒い顔に赤い口の化け物を見たり、風もないのに窓ガラスが揺れたり、窓の外を何者かが走り去っていく音や、窓に砂利が投げつけられるような音を聞くようになり、五人全員が怪異に遭遇したという。そのため、市の職員と話し合い、神棚を作って神主にお祓いをしてもらったところ、この怪現象は抑まったという。
出典:
Wikipedia
妖怪邸・妖堂 日記帳
日本妖怪大事典(角川書店)
作者ひとこと:
縄筋のデザインは、縄筋である道を通り道にしている魔物や悪霊の姿をイメージして描きました。
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