2018年5月6日日曜日

「レッドヘッド」と「もったいない男」



レッドヘッド

都市伝説の一種。「雄叫びの略奪魔」という枕詞が置かれるが、それがレッドヘッド自身による雄叫びなのか、レッドヘッドに遭遇した被害者による雄叫びなのか、は定かではない。赤い帽子を被った少年の姿をしているため、このような名前がついたとされる。カードゲームに熱中する少年たちの前に現れ、対戦を迫ってカードに登場するモンスターを出現させ、レアカードを奪うという。『妖怪ウォッチ』の完全な創作と思われ、その正体は「ジュニア」と呼ばれる妖怪である。見本があればジュニアは、どんなものにも姿を変えることができ、タヌキやキツネ、カワウソなどと同系統の妖怪と考えられる。ゴム風船のように、後ろにある栓を抜くと、みるみるうちに萎んで正体を現す。子供に相撲を挑んで、負けた子の尻子玉を抜くとされる「河童(カッパ)」に特徴が近く、レッドヘッドの持つドラゴンのレアカードは、他者を圧倒するほど強く到底かなわないという部分も、河童は大人よりも力が強くて相撲に負けない、という点と似ている。(これは、こじつけだろうか?)

出典:
妖怪ウォッチ シャドウサイド
Wikipedia「河童」

作者ひとこと:
ジュニアのデザインは、アニメ『妖怪ウォッチ』を参考にしました。いろんな姿に変えることができるので、「雄叫びの略奪魔レッドヘッド」や「ドラゴン」、モンキー書房のマスコットキャラである「モンキー」なども付け加えて描きました。



もったいない男

都市伝説の一種。食べ物を残した子供がいると、どこからともなく現れて取り憑く。憑かれた子供は食欲をなくし、最終的には餓死してしまう。特にラーメン屋で出没し、ラーメンを残されることを嫌う。おかしなTシャツを着た筋肉ムキムキの姿とされるが、その姿が見えるのは憑かれた本人だけである。その正体は現代付喪神(ツクモガミ)の一種で、寸胴丸(ズンドウマル)という寸胴が化けたものである。『妖怪ウォッチ』の完全な創作と思われ、潰れたラーメン屋の無念が集まった妖怪だと考えられる。実際に「餓鬼憑き(ガキツキ)」という、憑かれると空腹になって、一歩も動くことができなくなるものが存在する。しかし、餓鬼憑きは何か食べ物を口にすれば消えてしまうが、この寸胴丸は粘着質で、食べようと思っても食べることを許さないらしく、餓死するまでまとわりつくと言うんだから質(タチ)が悪い。

出典:
妖怪ウォッチ シャドウサイド
決定版 日本妖怪大全(講談社)「餓鬼憑き」

作者ひとこと:
もったいない男のデザインは、アニメ『妖怪ウォッチ』を参考にしました。シャドウサイドの寸胴丸の中に、もったいない男がいるような形で描いてみました。

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